青森県の海ノ民話がアニメで蘇る！全92作品が配信開始

青森県の「海ノ民話」がアニメーションで登場！

青森県の地域文化を大切にする「海ノ民話のまちプロジェクト」が、2018年度以降に制作された全92作品の海ノ民話アニメーションのネット配信を開始します。このプロジェクトは、一般社団法人日本昔ばなし協会と日本財団の取り組みであり、青森県のテレビ局ATV青森テレビを通じて提供されるものです。

地元民話の魅力を伝える

青森県では、その豊かな自然と歴史を背景に、多くの民話が語り継がれています。これまでに制作されたアニメーションには、青森市の「善知鳥安方」や外ヶ浜町の「かんだ蟹」など、親しみやすく感動的な物語が収められています。今回の全92作品の配信により、全国的に青森の民話が認知され、多くの人々にその魅力を伝えることが期待されています。

未来に引き継ぐ文化

この取り組みは日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環として、人と人、そして文化をつなげるものです。海は日本文化に深く根ざしており、次世代にその美しさを受け継ぐことが重要です。海ノ民話アニメーションは、その教育的な価値も高く、学校や地域コミュニティにおける学びを支援することにもつながります。

ネット配信の詳細

ATV青森テレビによるネット配信は、2025年4月21日（月）からスタートします。配信は月曜日から金曜日まで行われ、「わっち!!Ｎｅｗｓ」リアルタイム配信（午後6時15分～）後に見ることができます。視聴のためには、ATVの公式アプリをダウンロードする必要があります。このアプリは無料で提供されています。

地域活動への活用

「海ノ民話アニメーション」は、地域の教育イベントや、地元の産品のプロモーションなど、さまざまな場面で活用可能です。利用するには、事前申請と一般社団法人日本昔ばなし協会の承認が必要ですが、地域の振興活動には貴重な素材となるでしょう。

プロジェクトの背景

「海ノ民話のまちプロジェクト」は、海と地域の誇りを次世代に伝えることを目的にしています。日本各地の無形文化財である海の民話を映像として残し、保護することで、未来の世代に豊かで美しい海を引き継ぐための架け橋を築いています。また、認定された地域は共にPRを行い、活用促進を図ることが期待されています。

公式サイトとSNS

詳細な情報は、「海ノ民話のまちプロジェクト」の公式サイトやYouTubeチャンネル、SNSでも発信されています。これを通じて、民話の魅力を広め、地域の文化を育んでいく活動に多くの人々が参加していくことを願っています。

公式サイト: 海ノ民話のまちプロジェクト

公式YouTube: 海ノ民話YouTubeチャンネル

公式Twitter: 海ノ民話Twitter