DXで進化する起業家支援
東京都中央区に本拠を置く「人知れず良いこと株式会社」は、2003年に設立以来、1000名以上の起業家を支援してきました。特にコロナ禍を受け、オンラインでの独立や開業が増加する中、起業家たちが直面する経営課題は多岐にわたります。その中でもデジタル技術の理解不足からくるビジネスモデルの変革や事業の継続に関する悩みが目立ってきています。
日本全体がデジタルトランスフォーメーション(DX)において遅れをとっている現状が明らかになりつつあります。経済産業省のレポートによれば、DXの遅れは最大で12兆円の経済損失を生む可能性があり、「2025年の崖」と呼ばれる問題も現実味を帯びています。これにより、多くの企業がデジタル技術の重要性を認識し始めていますが、実際に取り組んでいる企業はまだ2割に満たないというデータもあります。
起業家の不安とその解消法
このような状況の中で、特に起業家は大企業以上に変化に迅速に対応することが求められます。しかし、ビジネスモデルの変革を実現するための「DX人材」が不足しており、困難を抱える起業家が多いのが現状です。また、具体的にどこに相談すれば良いのか分からない人が多く、支援を受けられない状態になっています。
「アナログ業務のままでコストがかさんでいる」「顧客離れが進んでいる」「何から始めたらよいのか分からない」といった悩みを持った起業家からの声は非常に多様で、これまでの経験からデジタル技術を活用したビジネスモデルの構築を支援してきました。
現在、人知れず良いこと株式会社では、各起業家のニーズに応じた個別支援プログラムを展開しています。主にITスキルを身に付けるだけではなく、実際にビジネスモデルを変革することがDXの本質であるという視点からサポートしています。自力でデジタル化の課題を解決するのは難しいため、専門家の助けを得ることで解決へと導くことが可能です。
今後の展望
起業家のデジタルトランスフォーメーションを一層推進するため、過去に支援をしてきた1000人以上の経験を体系化した研修プログラムも開始しました。また、自身が役立てる情報やデジタルツールの活用法をまとめた書籍も出版し、さらなる啓蒙活動に努めています。このような活動を通じて、多くの起業家がデジタル技術を活用することで安定した経営を実現していくことを目指しています。
お問い合わせ
本件に関するお問い合わせは、以下のメールアドレスまでお願い致します。
人知れず良いこと株式会社
〒104-0061
東京都中央区銀座一丁目22番11号銀座大竹ビジデンス2階
代表取締役: 白川かおり
今後も起業家がデジタル技術を活用するビジョンを持ち、DXの推進に寄与し続けたいと考えています。