横須賀市の新たな取り組み
春休みの期間中、横須賀市が主催する市内高校のeスポーツ部員を対象としたオンライン講座『Yokosuka e-Sports LAB』が行われました。この新しいプロジェクトは、横須賀市と提携団体の一般社団法人Dr.GAMESが協力して、eスポーツに関わる人々にその楽しみ方や健康的な取り組みを学んでもらおうという趣旨で開催されたものです。
『Yokosuka e-Sports LAB』の概要
Yokosuka e-Sports LABは、eスポーツプレイヤーやその保護者に向けて正しい知識を提供し、楽しく健全なゲームライフを促進することを目的としています。第1回目は市内高校に所属するeスポーツ部員を対象にしたもので、今後は指導者や保護者を対象にした講座も計画されています。
アーカイブ動画は、誰でも自由に閲覧できるように、横須賀市公式YouTubeチャンネルにて配信されています。春休み中にゲームを楽しむ家庭にとっても、ぜひその内容を確認し、活用してもらいたいところです。
アーカイブ動画をこちらから視聴できます
講座内容
第1回の講座のテーマは、"春休みに、健康的にeスポーツを楽しむ方法を学ぼう!"です。内容は次の通りです。
1.
ゲーマーズエクササイズ講座
ゲーム好きな人やeスポーツに興味がある人々におすすめするストレッチ方法を、映像を通してわかりやすく紹介します。
2.
出張版ゲーマーお悩み相談室
市内高校eスポーツ部員から集まった質問について、講師が回答する形で進行されました。このセッションでは、実際の経験や知識に基づいた具体的なアドバイスがなされ、参加者にとって大変有意義な時間となりました。
講師プロフィール
講座の講師は、一般社団法人Dr.GAMESの代表理事であり家庭医・スポーツドクターである近藤慶太先生です。彼は、ゲームとスポーツ医学の知見を融合させ、人々がゲームを楽しみながらも健康でいられる方法を提供しています。
他にも、理学療法士の橋本郁巳先生が参加し、ゲームの適切な楽しみ方についての指導を行いました。
横須賀市のeスポーツの取り組み
横須賀市では、2019年にeスポーツの普及を目指して『Yokosuka e-Sports Project』を開始しました。そして2023年には、より一層の連携を図るために『Yokosuka e-Sports Partners制度』を導入しました。現在、48団体が参画し、eスポーツの振興や新たな価値創造に取り組んでいます。
市内の高校においては、14校中10校がeスポーツを導入しており、活動を支援するためにハイスペックPCの無償貸出や、他にも様々な支援を行っています。
このような取り組みを通じて、横須賀市は若い世代に新たな学びや楽しみを提供し続けています。eスポーツという分野は、単なるエンターテインメントではなく、健康やコミュニティの形成にも寄与する可能性を秘めています。今後も横須賀市のeスポーツに関する initiatives の展開を期待しましょう!