赤ちゃんの名づけ事典
2015-04-20 11:00:08

新たな漢字との出会いを促す赤ちゃんの名づけ事典の刊行

すてきな漢字に出あえる赤ちゃんの名づけ事典



日本の伝統や文化が色濃く反映される「名前」。赤ちゃんを迎える家庭にとって、どんな名前を付けるかはとても重要なテーマです。特に、最近では個性的な名前が注目を浴びる中で、伝統的な名前や意味のある漢字に関心を持つ人も増えてきています。そんなニーズに答える形で、大修館書店が新たに刊行したのが『すてきな漢字に出あえる 赤ちゃんの名づけ事典』です。この名づけ事典は、赤ちゃんの名づけに使える漢字を集め、漢字や言葉の意味を深く理解できる内容となっています。

名づけ事典の内容と特長


本書は、現在名づけに利用できる漢字をすべて収録した日本初の名づけ事典です。収録されている漢字は、2015年1月に新たに加えられた「巫」を含む2,998字。この膨大な数の漢字を網羅することで、さまざまな名前の選択肢を提供しています。これまでの名づけ事典では、人気のある漢字を中心に約1,000字程度しか収録されていませんでしたが、本書では全ての漢字を網羅しています。

さらに、各漢字には『新漢語林』に基づいた信頼性の高い意味付けがなされており、漢字の成り立ちやその漢字を利用した名前の例も記載されています。このように、漢字を見える化することで、利用者が選択肢を広げ、自分らしい名前を見つける手助けをしています。

漢字を使った名づけの工夫


名づけは単なる漢字選びにとどまらず、意味や音、イメージなど、多角的な視点で考えることが重要です。そこで本書では、たとえば「愛」という漢字を取り上げて、その関連の言葉を紹介するなど、意味を深める工夫が施されています。意味から漢字を探す章では、持たせたい願いや希望に基づいて適切な漢字を見つける手助けを行っています。

チェックリストで安心な名づけを


特に最近では、凝った当て字や読みづらい名前を選ぶ傾向があるため、名づけの際の注意点が必要です。本事典では、約20項目のチェックリストが用意されており、使える漢字が選ばれているか、漢字の意味が適切か、他の言葉と間違えられないかなど、確認すべき重要なポイントが整理されています。これにより、安易な選択を防ぎ、より意味のある名前付けが可能になります。

本書をもとにした新たな名づけのスタイル


教育の現場でも広く用いられる大修館書店が取り組んだ本書は、赤ちゃんにとって大切な名前を付ける過程において、知識を提供するだけでなく、ふとした瞬間の楽しさや発見を感じてもらえるような内容となっています。ページをめくるごとに、お気に入りの漢字を見つける楽しさが広がり、読者の新たな視点をもたらしてくれることでしょう。赤ちゃんの名づけにはぜひ、この名づけ事典を手に取って、素敵な漢字との出会いを楽しんでほしいと思います。

この名づけ事典は、家族の一員となる赤ちゃんの名前を真剣に考える親たちにとって、必携のアイテムとなることでしょう。ぜひ、次世代の名づけのスタイルを見つける一助として、本書を活用してください。

会社情報

会社名
株式会社大修館書店
住所
東京都文京区湯島2-1-1
電話番号

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