AndTechが開講する最新CO2回収技術講座の全貌とは

AndTechによるCO2回収技術セミナーのお知らせ

株式会社AndTechは、2026年1月23日（金）に、大気中の二酸化炭素（CO2）回収技術をテーマにしたオンラインセミナーを開催することを発表しました。これにより、急速に進化するCO2回収に関する技術や手法に関心が高まる中、専門家たちから直接知識を得る絶好の機会となります。

セミナーの概要

本講座では、CO2回収技術専門の講師陣が、セメントやコンクリートを用いたCO2吸収の実践例から、DAC（Direct Air Capture）技術の最新動向、選択的回収剤の開発まで幅広い内容を取り扱います。特に、未利用冷熱を利用したエネルギー効率の良いDACプロセス「Cryo-DAC®」についても触れられ、実用化に向けた具体的な手法や事例が紹介されます。

プログラム内容

セミナーは以下の4つの部で構成されています：

1. セメント・コンクリートによるCO2吸収の可能性について - 講師は鹿島建設株式会社の関健吾氏。セメントとコンクリートのCO2排出量やその吸収メカニズムに関する基礎知識を提供します。

2. DACに使う固体吸収材の評価とプロセス開発 - 講師はKRI環境化学プロセス研究部長の白石浩憲氏。高性能な固体吸収材の開発や性能評価法について解説します。

3. DACの省エネルギー化に向けた研究開発 - 講師は名古屋大学の則永行庸教授。エネルギー消費を抑える技術とその社会実装の進捗状況についてお話しします。

4. CO2選択的回収剤の開発 - 講師は神戸学院大学の稲垣冬彦教授。新技術の特徴とその実践的な応用方法について詳しく解説します。

受講の意義

このセミナーでは、参加者は基礎知識の習得だけでなく、最新の技術情報や研究開発の動向も把握できます。また、DAC技術の発展とともに、気候変動対策にどのように貢献するかも考えることができるでしょう。特に、セメント・コンクリート業界関係者や環境技術に興味のある方には、有用な情報源となること間違いなしです。