岡山ワイズメンズクラブと公益財団法人YMCAせとうちが共催する特別イベントが、2026年1月17日(土)に岡山市のカトリック岡山教会にて開催されます。このイベントでは、ウクライナ避難者の支援活動をテーマにした報告会とパイプオルガン演奏会が行われます。ロシアの軍事侵攻から4年が経つ中で、日本に住む約2,800名のウクライナ避難者の現状と課題を広く知ってもらうことを目的としています。
イベントの背景
ウクライナではロシアによる軍事侵攻が続き、時間が経つにつれメディアでの報告は減少していますが、避難者たちの生活は依然として厳しいものです。YMCAは全国で約1,800名の避難者に対して支援を行っていますが、その課題は単純なものではなく、より複雑で深刻化しています。避難者の費用や心理的支援が必要であることが、明らかになっています。
この報告会では、避難者の実情について、特に地域社会が持つ平和への意識を再確認する重要な場となります。出席者は、ウクライナの現実を「自分ごと」として捉え、その理解を深める機会になります。
報告会の内容
このイベントのハイライトは、日本YMCA同盟ウクライナ避難者支援プロジェクト責任者、横山由利亜氏の報告です。横山氏は、1993年からYMCAで人道支援に従事し、数多くの紛争や災害を経て、避難者たちの声から多くの教訓を得てきました。
ここでは、避難者が抱える就業や子どもの教育、本国の家族との関係といった問題、そして、罪悪感や不安に対するサポートについて具体的に語られます。最近の調査によれば、避難者のほとんどが定住を希望している一方で、帰国を望む人数は10%に過ぎず、長期的な支援が求められることがわかります。
パイプオルガン演奏会
報告の後に、オルガニストの竹佐古真希氏によるパイプオルガン演奏会が行われます。美しい音色が、戦禍で傷ついた人々への慰めと平和の祈りを表現します。参加者は、音楽を通じて内省し、平和の重要性を再確認する時間を持つことができます。
YMCAの人道支援活動
YMCAは、1844年に英国で創立され、以来、国際的な人道支援の活動に携わってきました。ウクライナ避難者支援においても、特有の「伴走支援」の形でアプローチしています。出国前から日本へ渡ってからの一貫したサポートが、避難者たちの新生活の手助けになっています。YMCAのスローガンである「みつかる。つながる。よくなっていく。」を体現し、個々に寄り添いながら支援を続けています。
開催概要
- - 名称:戦禍を逃れて4年~ウクライナ避難者支援活動報告会 パイプオルガン演奏会
- - 日時:2026年1月17日(土) 14:00~16:00
- - 場所:カトリック岡山教会 (〒700-0814 岡山市北区天神町6-27)
- - 登壇者:横山由利亜(日本YMCA同盟ウクライナ避難者支援プロジェクト責任者)、竹佐古真希(オルガニスト)
- - 入場料:無料(当日寄附を募る予定)
- - 主催:岡山ワイズメンズクラブ(60周年記念事業)
- - 共催:公益財団法人 YMCAせとうち
このイベントは、岡山地域における重要な取り組みの一環として、ウクライナの現状と平和の尊さを、広く市民に伝える貴重な機会となります。ぜひご参加ください。