2026年に見えるAI利用の実態
株式会社ニューストリームは、2023年12月に実施した「AIの利用状況に関する調査」の結果を、公表しました。この調査には、全国の20代から60代以上の3028人が参加しており、AIの活用状況や企業における導入状況など、幅広い視点から分析されています。AI技術は急速に進化し、特に2023年に公開されたChatGPT以降、日本国内でも多くの生成AIサービスが普及しています。これにより、AIは一般の人々にとっても手の届く存在となっています。
調査の背景と目的
この調査の目的は、日本でのAI活用の実態を把握することです。具体的には、AIツールの実際の利用状況がどの程度進んでいるかを評価するために実施されました。無料プランと有料プランの利用状況、さらに個人利用と業務利用の違いについても考察し、企業によるAI導入の現状を探ります。調査は、2023年4月25日から27日の間に行われ、インターネットを通じて結果が集計されました。
調査結果の要点
AI利用の拡大
調査によると、AIを「現在利用している」と回答した方は、全体の46.2%に達しました。しかし、興味深いのはその大半が無料プランを選んでいる点です。具体的には、72.3%の利用者がこのプランを使用しており、一部の人々は業務的な利用または継続的な課金が行われていないという実態が浮き彫りになりました。この傾向は年齢層によって異なり、特に20代の有料プランの利用率は42.3%となっているのに対し、50代以上ではそれがわずか1割にとどまりました。世代間での「利用深度」の違いは顕著で、AIを使いこなす先進層と、まだトライアル段階にいる人々との間に明らかな格差が見られます。
業務利用の現状
さらに、AIの業務利用においても調査結果が示唆するものがあります。AIツールを業務に使用している方のうち、33.4%が社内での承認なしに利用しており、個人が主導でAIを活用している実態が浮かび上がってきました。このことは、企業のガバナンス整備が追いついていないことを示しており、AI技術の急速な普及に対して企業側が適応できていないという懸念があります。実際、AI利用に関する社内の明確なルールが存在すると答えた人は40.6%に過ぎませんでした。
まとめと今後の展望
この調査の結果から、AIは広く普及しているものの、業務利用においてはまだ課題が多いことが明白です。特に企業のガバナンスやルール整備が不十分であるため、今後はこれらの改善が必要です。また、AIの利用者が今後有料プランに移行する意思が薄いことも、企業やサービス側が注意すべきポイントです。AIが実利を伴う方向に進むことで、ますますその価値が高まることが期待されます。
最新の調査レポートでは、これらの結果の詳細分析に加え、企業におけるAI利用のトレンドや今後の提言が盛り込まれています。興味のある方は、以下のURLよりレポートをダウンロードしてください。
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株式会社ニューストリームは、クライアントのマーケティングやデジタル戦略の実行を支援する企業であり、今後もAI活用に関する研究を続けていきます。