「Sooha®」がMM総研大賞2025を受賞
株式会社ソラリスが開発したミミズ型管内走行ロボット「Sooha®」が、株式会社MM総研主催のMM総研大賞2025において、次世代ロボット分野の最優秀賞を受賞しました。この賞は、次世代のスマート社会を支える技術やサービスを評価し、ICT産業の発展を促すことを目的としているものです。
MM総研大賞の背景と意義
2004年から始まったMM総研大賞は、今年で22回目を迎え、技術とサービスの革新を広く表彰してきました。その中でも最高峰とされる「大賞」や分野別の「最優秀賞」、さらに社会的に話題となった技術を称える「話題賞」など、多岐にわたる賞が設けられています。
受賞対象「Sooha®」の特徴
最優秀賞を受賞した「Sooha®」は、中央大学の中村太郎教授によって長年にわたり研究された生物模倣ロボットを基にしたものです。このロボットは、ミミズの独創的な移動様式を模倣し、空気圧人工筋肉を使用することで、小口径の配管内での走行を実現しました。この世界初の技術により、点検や清掃が難しい配管内を簡単に探査できます。
社会的意義と期待
現在、増加する道路陥没などの問題に対して、地中にある細い配管の点検手段は限られています。しかし、ミミズ型管内走行ロボット「Sooha®」は、これまでアクセスが難しかった配管深部の点検を可能にし、その技術が認められたことで受賞につながりました。この技術が実用化されれば、インフラの維持管理における新たな手段として期待されています。
今後の展開と挑戦
ソラリスは、今後もデジタル技術を活用した予防保全型のインフラメンテナンスの推進に努めていく計画です。「Sooha®」のラインナップを拡充し、さらなる機能追加によって、配管深部に関するさまざまな課題を解決していく考えです。
今後も、新しい技術の開発や社会実装が進む中で、ソラリスと「Sooha®」がどのように社会に貢献するのか、その動向に注目が集まることでしょう。詳しい情報は、
こちらの公式ホームページでご覧いただけます。
お問い合わせ
本件に関するお問い合わせは、株式会社ソラリス事業統括部までお願いします。
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HP:
solaris-inc.com