フィッツプラスが食育プラットフォームに参加し健康支援を強化

フィッツプラス、食育の未来を切り拓く

株式会社フィッツプラス（以下、フィッツプラス）は、このたび農林水産省が推進する「官民連携食育プラットフォーム」に参画することを発表しました。このプラットフォームは、食に関する多様な課題に取り組む新たな枠組みであり、特に「大人の食育」の重要性が増している中で、行政や企業が連携し、食育を推進することを目的としています。

「官民連携食育プラットフォーム」は何か？

この「官民連携食育プラットフォーム」は食に関する様々な社会課題、例えば、朝食を欠食する人が多いことや、栄養バランスが偏っていること、さらには食への関心の低下などに対処するために設立されました。フィッツプラスは、これまでに特定保健指導を通じて15万件を超える食生活支援を行ってきた実績を持ち、今回の参画によりその経験を活かし、さらに活動を広げることを目指しています。

食と農、健康をつなぐ

プラットフォームに参加することにより、フィッツプラスは「朝食を食べよう」「バランスよく食べよう」「食や農の現場を体験しよう」といったテーマのもと、実証事業や情報発信、消費者行動の変容を促す活動に貢献する計画です。フィッツプラスは、特定保健指導で培った知見や経験をもとに、「大人の食育」の推進に寄与し、持続可能な社会の実現を目指します。

参画の意義と今後の展望

フィッツプラスの参画の背景には、食を通じた健康支援の重要性を深く理解し、その推進を図る意欲があるからです。本プラットフォームを通じて、同社は食育の視点をさらに拡張することを目指し、管理栄養士による対話支援や行動変容支援を行うことで、「大人の食育」を市場に普及させていく考えです。

特定保健指導の役割を生かし、行政や地域、企業との連携を強化し、共同実証やイベント、教材の開発など新たな事業機会を創出することも期待されています。また、フィッツプラスは健康経営や地域連携、ライフスタイルの変革という文脈で、持続可能な健康社会の実現に向けて貢献する方針を掲げています。

フィッツプラスの取り組み

フィッツプラスは、専任の管理栄養士による個別支援を通じて、食生活の改善や行動変容をサポートする専門企業として知られています。特に、食事習慣の定着を図りながら、無理なく続けられる健康的な生活を実現するためのプログラムを展開しています。

2021年には、厚生労働省から特定保健指導の代行機関として認定を受け、全国展開やICT面談の実施、さらには薬局との連携も進めています。最近では、大人向けの食育をテーマにしたグループワーク型プログラム『大人の食育ワーク』も開発され、企業や健康保険組合向けに新たな学びの場が提供されています。