新しいインクルージョン方法「FUNclusion Report」の発表
株式会社大広と株式会社SIGNINGが共同で開発した「FUNclusion Report」が、企業のダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン(DE&I)推進の新たな道筋を示すレポートとしてリリースされました。このレポートは、DE&Iの重要性が高まる中、多くの企業が抱える課題に対する実践的な解決策を提供します。
DE&Iが求められる背景
近年、社会環境の変化に伴い、多様な価値観の尊重が求められるようになっています。特に、障害のある人に対する合理的配慮の義務化や、多様性に関する情報開示が上場企業に求められるなど、企業運営への影響は計り知れません。その中で、DE&Iの実践には多くの悩みが存在し、多くのビジネスパーソンが「どう取り組めばよいか分からない」と感じている実態が明らかになりました。
「FUNclusion」の提案
「FUNclusion Report」では、「FUN」をキーワードにした新しいアプローチを提案しています。HERALBONYとの共創を通じて、 DE&Iについての意識を深め、実践を促すための背景や事例を詳述しています。これによって、単なる理解にとどまらず、実践に移すための具体的なヒントが得られるのです。
レポートを通じて紹介される具体的な事例や実践内容は、DE&Iを導入しようとしている企業や個人が直面する困難を乗り越えるための助けとなるでしょう。
調査概要
本レポートの基礎となっている調査は、20~59歳の有職者男女1034人と、企業のDE&I推進担当者134人を対象に行われました。調査は全国を対象としており、インターネットリサーチによって収集されています。調査結果では、DE&Iの実践に悩むビジネスパーソンは7割以上に上り、多くの企業が現場での取り組みについて不安を抱えていることがわかりました。
FUNclusion Paletteとサポートサービス
そしてレポート内では、自社のDE&Iの実現状況を評価するためのフレームワーク「FUNclusion Palette」もご紹介。これにより、企業は自社の状況を客観的に見つめ直し、効果的なアプローチを検討するための指針を得ることが可能となります。また、プロジェクトに関するファシリテーションやサポートサービスも提供されるため、企業は安心してDE&Iの導入に取り組むことができるというわけです。
まとめと今後の展望
「FUNclusion Report」は、企業がDE&Iを実現するために必要な情報源となるでしょう。本レポートを通じて、心の底から理解し、自分のこととして捉えるきっかけを提供し、多様な価値観が尊重される企業文化の形成を目指します。レポートは、以下のリンクからダウンロードできます。
『FUNclusion Report』をダウンロード
企業が自らの課題を見つめ直し、持続可能な社会づくりに貢献するための一助となることを期待しています。