スマートな案内業務を実現するAIコンシェルジュ
Sparticle株式会社は、2026年3月6日に百貨店や大型商業施設向けのAIカスタマーサポートプラットフォーム「GBase Support」の提供を開始しました。この新しいソリューションは、百貨店や商業施設の案内業務を最大70%も削減できるという画期的なもので、10言語以上にリアルタイム対応します。
開発の背景
現在、国内の百貨店や商業施設は深刻な人手不足に直面しています。また、コロナ禍明けからのインバウンド旅客の増加もあり、課題は二重に重なっています。実際に、案内所に寄せられる問い合わせの75%は、「フロア・店舗案内」「営業時間」「トイレ情報」などの定型的なもので、これらはAIで解決可能です。しかし、現場ではその対応に貴重な人的リソースが使用されているのが現状です。
さらに、多言語対応においても多くの施設は英語や中国語に限られ、韓国語や東南アジア言語には外部通訳サービスに依存しているため、迅速な対応が難しいという課題があります。これらの問題を解決するために、GBase Supportは開発されました。
GBase Supportの主な特長
1. インタラクティブフロアマップ
フロアマップを視覚的に提供することで、来館者は迷わず目的地に到達できます。「エレベーター優先」や「バリアフリールート」といった条件設定にも対応し、必要に応じて一発で情報を提供します。紙のマップ配布の必要もなく、コスト削減にも寄与します。
2. 多言語リアルタイム会話
10言語以上に対応しており、通訳者を介さずに瞬時に回答します。この機能によって、多言語スタッフを常時配置できない施設でも、質の高いインバウンド対応が実現できます。
3. 24時間365日対応
営業時間外の問い合わせも自動応答されるため、訪問者がいつでも情報を得られます。これにより、機会損失を防ぎ、顧客のニーズに応えます。
4. リアルタイム情報連携
POSシステムと連携し、在庫情報や最新のイベント情報を瞬時に反映できます。「行ってみたら閉まっていた」という顧客のストレスを軽減し、満足度を向上させます。
導入の効果
具体的なデータとして、首都圏の大型商業施設におけるGBase Supportの導入効果は顕著です。案内所対応件数が月間12,000件から4,200件に減少し、顧客満足度は+12から+34に向上しました。さらに、年間コストが約1,850万円削減されています。
今後の展開
Sparticleは今後、百貨店や商業施設とのさらなる連携を図り、業界別のFramework Libraryの拡充を進めるなど、機能の向上を目指します。また、在庫管理や駐車場管理、イベント予約システムとの統合にも力を入れ、「来館前の検索から再来店の促進」までの一連の流れを自動化していく予定です。
まとめ
GBase SupportはただのAIコンシェルジュではなく、商業施設の運営効率を飛躍的に向上させるパートナーです。今後の展開にも注目したいところです。
公式サイトはこちら:
GBase Support