中小企業による新たな挑戦が見える場所
2024年12月4日(水)から6日(金)にかけて、東京ビッグサイトで開催される「中小企業 新ものづくり・新サービス展」。このイベントは、全国の中小企業が集まり、各社の先進的な製品やサービスを紹介する国内最大級の展示商談会です。出展企業数は約500社を予定しており、業種を超えた多彩な展示が行われる予定です。
開催概要
本展は10回目を迎え、入場料は無料。開催初日の12月4日には価値ある事業を称える「新ものづくり・新サービス展 SDGsアワード」の受賞企業が発表されます。ワークショップが初めて実施され、参加者は製品やサービスの実際を体験する機会を得られます。
ワークショップの魅力
今年から初開催されるワークショップでは、魚の陸上養殖に必要なセンサーの実演や、樹脂の染色体験、さらにはクイズ形式の製品説明が行われます。展示ブースでは説明しきれない特長を直接感じられるこだわりのプログラムが展開されます。
この展示会は、実際の製品やサービスを手に取ることで、革新を生む中小企業の姿をより身近に感じられる絶好の機会です。「SDGsアワード」を通じて、持続可能な開発目標に積極的に取り組む企業も紹介されるため、同展は経済的利益だけでなく、社会的意義の視点でも注目されています。
注目の出展企業
出展企業には、AIを活用した物体検知ツールを開発する株式会社ヒューマノーム研究所、インフラの点検を行う壁面走行ロボットを提供する有限会社ボーダック、そして伝統的な漆塗り技術を用いた装飾品を製造する株式会社Ducをはじめとして、様々な企業が登場します。特に、環境に配慮した製品やサービスが目を引くことでしょう。
セミナーも充実
また、三日間の開催中にはさまざまなセミナーが行われ、専門家による講演も予定されています。これにより、参加者は新たな知識を得るだけでなく、ビジネスチャンスにつながるネットワーキングの場ともなります。
具体的なセミナー内容
- - 12月4日(水) 11:30: BtoBマーケティングと営業戦略をテーマに、株式会社カクシンの田尻CEOが講演。
- - 12月5日(木) 11:00: 循環型社会に向けた自然エネルギーの可能性を探るセッション。
- - 12月6日(金) 11:00: 新しいものづくり創造のためのソリューション紹介。
このように「中小企業 新ものづくり・新サービス展」は、技術革新を目撃できるだけでなく、持続可能な社会の実現に貢献する企業の取り組みを知る機会でもあります。業界の最前線で活躍する企業の知見を得る絶好の場であるため、多くのビジネスパーソンや学生にも足を運んでいただきたいイベントです。