偽造品撲滅に向けた「スニダン鑑定研究所」の誕生
株式会社SODAは、スニーカーダンク(SNKRDUNK)の運営を通じて、偽造品流通の増加に立ち向かうための新たなステップとして、「スニダン鑑定研究所」を設立しました。この研究所の目的は、偽造品の徹底的な調査・研究・分析を行い、その情報を広く発信することで、安心・安全な取引環境を提供することにあります。
偽造品とその流通の現状
2024年には、全国の税関での偽造品や知的財産侵害物品の輸入差し止め件数が過去最多の3万3019件に達しました。特に、個人使用のために輸入された偽ブランド品が増加しており、法改正によって取締りが強化された背景があります。さらに、CtoC市場の拡大やリユース取引の増加に伴い、フリマアプリやリサイクルショップでの偽造品流通が急増。すり替え詐欺や返品トラブルなど、個人間取引における悪質な手口も悪化しており、業界全体で「安心・安全な取引」を維持することが求められています。
スニダン鑑定研究所の概要
「スニダン鑑定研究所」においては、次のような活動が予定されています:
- - 偽造品や模倣品に関する調査・研究
- - 真贋鑑定技術の向上を目指す研究開発
- - 一次流通企業やブランドとの連携強化
- - 人気・新作アイテムに関する情報発信と啓発活動
- - 取引の安全性を高める調査結果やレポートの公開
この研究所は、スニダンの物流・鑑定拠点である「スニダンベース」に設置される予定で、日々の鑑定を通じて最新の偽造技術についての情報やナレッジを収集し、他社や専門機関とのネットワークを構築していきます。また、スニーカー、アパレル、ホビーなど、特に偽造品が多く流通するジャンルにおいて、経験豊富なトップクラスの鑑定士による専門チームを結成し、研究員として活動させます。
神 義詞 CBOのコメント
執行役員CBOの神 義詞は、「スニダン」は創業以来、全ての商品をプロの鑑定士が確認する「真贋鑑定」に取り組んできたと述べ、「偽造品流通ゼロ」を目指すことが現在の課題であると強調しました。偽造品の流通が増加する中、 CtoCサービスには「安心・安全な取引環境」を提供することが必要不可欠であると考えています。
未来の取引環境に向けた取り組み
SODAは、偽造品の啓発・撲滅に向けて、すべてのお客様が安全に取引できる環境を提供することを約束しています。スニダン鑑定研究所の設立を通じて、鑑定技術の革新とオペレーションの強化に取り組み、真に安心できる取引体験を顧客に届けることを目指します。
詳細については、以下の公式ホームページもご覧ください:
スニダン鑑定研究所公式ホームページ