新たな才能を知る『落合朗風』その魅力と展覧会情報
新刊『落合朗風』が現在絶賛販売中です!この本は、横山大観を感嘆させ、川端龍子にその力量を見抜かれ、藤田嗣治からは「恐ろしい将来を持つ日本画壇の一人」と評された天才画家、落合朗風の全貌を捉えています。
知られざる画家の魅力を発掘する
落合朗風は、55年振りの大回顧展「開館25周年オリジナル企画展『落合朗風明朗美術連盟と目指した世界』」が島根県立美術館で開催中です。この展覧会は、彼の作品とその背景を知る絶好のチャンスです。会期は2024年9月20日から11月4日まで、ぜひ足を運んで、その魅力を体験してください。
明朗美術連盟の創設と活動
落合朗風は、幼少期に家族で貧困と闘いながらも、自らの才能を開花させました。しかし自らの成功だけでなく、経済的困難を抱える若い画家たちを救済するために、明朗美術連盟を創設しました。彼の高い理想と情熱は、この団体を迅速に成長させることに繋がりました。
短い人生の中での大きな足跡
朗風は、わずか40歳という若さで急逝しましたが、その短い生涯に残した作品の数々は非常に豊かです。本書では、彼の作品を部分拡大で見せ、更にその魅力を引き立てる解説も用意されています。また、朗風が心血を注いだ明朗美術連盟に関する貴重な資料も含まれており、ビジュアル面でも充実した内容となっています。
参加画家たちの作品もフィーチャー
本書では、落合朗風と親交があった画家たちの名品も紹介しています。その中には、小村大雲や藤田嗣治といった大家の作品が含まれ、さらに朗風の芸術世界を深く楽しむことができます。
展覧会情報
- - 会期: 2024年9月20日(金) ~ 2024年11月4日(月・振休)
10月・11月は、10:00~18:30(入場は閉館の30分前まで)
詳しくは、
こちらをご覧ください。
メディア情報
また、NHK日曜美術館のアートシーンでも紹介されます。放映日は10月20日(日)9:45〜10:00、再放送は10月28日(月)1:30〜4:45です。この機会に、ぜひご覧ください。
書籍インフォメーション
新刊『落合朗風』は2024年9月20日発売、定価は3,300円(税込)です。美術書の出版社、株式会社求龍堂から発行されており、作品資料が豊富に盛り込まれています。
編著は島根県立美術館の主任学芸員・五味俊晶さんが担当し、ビジュアルと解説が印象的です。
落合朗風の作品に触れ、その才能と魅力をぜひ体感してください!