株式会社マクロミルが「THE CARE」を導入
株式会社マクロミルが、従業員のライフステージの変化に対応するため、健康と子育てを支える従業員支援プログラム「THE CARE」を2026年1月1日から導入することを発表しました。このプログラムは、主にライフイベントとキャリアを同時に大切にするための環境づくりを目的としています。
マクロミルの企業成長と理念
2000年に設立されたマクロミルは、「より良い意思決定を支援する」という理念を持ち続けてきました。90以上の国と地域で広範囲にわたるマーケティングリサーチを展開し、現在では1.3億人に対する調査実施が可能な規模に成長しています。2,000名以上のプロフェッショナルが働き、グローバル市場での確固たる地位を築いています。
DE&Iへの取り組み
マクロミルでは2015年から「ダイバーシティ&インクルージョン(DE&I)」を推進し、一人一人が尊重され、能力を最大限に発揮できる環境を目指しています。近年、その取り組みは具体的な成果を上げ、女性管理職の比率が目標を前倒しで達成するなどの進展が見られます。特に、男性の育休取得率は、大幅に向上し、社内での多様な価値観の受け入れが進んでいます。
「THE CARE」の具体的機能
この新プログラム「THE CARE」では、主に看護師や助産師、保健師といった国家資格を持つ専門家が24時間体制で従業員をサポートします。専用アプリを介して匿名での相談が可能で、妊娠を考える段階から復職後までの様々な課題について、個別支援を行うことができます。これにより、従業員は安心してライフイベントを迎えることができる仕組みが整えられました。
産前レクチャー面談
具体的には、妊娠した従業員またはその配偶者に対し、ウェルネス・コーディネーターが約30分のレクチャーを実施します。この面談で、妊娠中の体調管理や社内手続きについての説明を行い、今後の働き方に関するアドバイスも提供します。このような施策により、人事担当者の負担を軽減しながら、従業員が安心してライフイベントを迎えられるようにサポートしています。
導入の背景
マクロミルがこのプログラムを導入する理由は、以下の3つの目的に基づいています。
1.
「お互い様」の精神の具現化
若い世代の従業員が多いため、育児や介護を「他人事」として捉えがちですが、「お互い様の精神」を具体的な制度として実現することで、誰もが安心してライフステージの変化を迎えられるカルチャーの醸成を図ります。
2.
個別対応とキャリア支援
出産や育児によってキャリアを中断せざるを得ない状況を減らすため、個々の家庭環境や価値観を考慮したオーダーメイドの支援を提供します。
3.
「見えない悩み」の解消
不妊治療を含め、職場でなかなか相談できない問題に対しても、匿名性が保たれた窓口で支援されることで、心の負担を軽減します。
まとめ
株式会社With Midwifeの代表、岸畑聖月氏は、マクロミルがDE&Iを「企業の競争力そのもの」と捉え、従業員一人一人の多様性を尊重する姿勢を評価しています。「THE CARE」の導入により、従業員が安心してライフイベントを迎え、キャリアを維持できるようなサポート体制が整備されていくことが期待されています。今後も「お互い様」の精神が根付いていくことでしょう。