5シリーズBの新機能
2022-01-12 11:00:18

テクトロニクスが新しい5シリーズBオシロスコープを発表!機能アップと利便性向上の新展開

テクトロニクスが新たに発表した5シリーズBオシロスコープ



テクトロニクスは、2023年に新しいミックスド・シグナル・オシロスコープ、5シリーズBを発表しました。この新しいモデルは、世界中のエンジニアに長年にわたり評価されてきた5シリーズMSOの後継機として登場しています。

特徴と機能の強化


5シリーズB MSOは、忠実度の高い波形観測、独自のスペクトラム解析機能、柔軟な信号接続を維持しつつ、数多くの新機能が追加されています。特筆すべきは、従来の性能に新たに追加された外部トリガ入力です。この機能により、4、6、または8つの入力チャンネルが同時に利用可能で、オシロスコープと外部信号との同期が容易になりました。

さらに、オプションとして内蔵任意波形ジェネレータも利用可能で、周波数帯域は従来の50MHzから100MHzへと向上しました。これにより、電源回路の迅速かつ詳細な評価が可能になり、技術者にとって欠かせないツールとなっています。また、5シリーズBはオフライン解析やクラウドストレージとの連携が強化されており、リモートワークの効率化を図っています。

使いやすさの向上


この新製品は、操作の直感性にもこだわっており、テクトロニクスのプロダクト・ラインのジェネラル・マネージャであるSuchi Srinivasan氏は、「直感的な操作と拡張測定機能を備えており、どこからでもオシロスコープを使用できる」と述べています。このように、テクトロニクスはユーザーのニーズに応える製品を作り続けています。

進化するオシロスコープ


新たに搭載されたプロセッサのおかげで、操作の応答性が向上し、複雑な測定解析もストレスなく実行することが可能になりました。また、12ビットADコンバータと明るいディスプレイのおかげで、波形がさらに鮮明に観測できます。ヒストリーモードを利用すれば、膨大なトリガイベントを容易に観測でき、特定のイベントを簡単に見つけることもできます。

加えて、SSDシステムの採用により、すべてのユーザデータをリムーバブル・ドライブに格納することで強固なデータセキュリティが確立されています。

新技術への期待


テクトロニクスの新製品は、過去に発表された5シリーズMSOの成功を受け継ぐもので、その高い評価は今後も続くことでしょう。また、価格は211万円(税抜)からとなっており、高性能を求める技術者にとっても魅力的な選択肢です。

本ニュースは、テクトロニクスが常に進化する姿勢を示しており、今後も新しい計測ソリューションが期待されるところです。

テクトロニクスは、75年以上の歴史を持つ電子計測のリーダーとして、革新的で正確なソリューションを提供し続けています。詳細情報はテクトロニクスの公式ウェブサイトをご覧ください。

会社情報

会社名
株式会社テクトロニクス&フルーク
住所
東京都港区港南2-15-2品川インターシティB棟6階
電話番号
03-6714-3020

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