飛騨高山ウルトラ2025
2025-06-09 13:06:23

飛騨高山ウルトラマラソン2025年レポート – 自然と歴史を満喫した100kmの全貌

古都高山での挑戦、「飛騨高山ウルトラマラソン」2025年の開催レポート



2025年6月8日(日)、飛騨高山で開催された第13回「飛騨高山ウルトラマラソン」。この大会には、全国各地より3,744名がエントリーし、3,477名が出走、完走者は2,522名に達し、完走率は72.5%を記録しました。ウルトラマラソンとは、フルマラソンを越える過酷なレース。今回の大会では、飛騨の壮大な自然や歴史を体感することが求められます。

古い町並みから壮大な山々へ



午前中の清々しい風が吹く中、出発地点の飛騨高山の古い町並みには、多くのランナーが集結しました。この町並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、木造の建築物が軒を連ねる風情ある通りを駆け抜けるスタートを切ります。コースは、美女高原を通り標高1,010メートルに達する最高地点へと続きます。ランナーたちは、清らかな空気と圧倒的な自然の美しさに背中を押されながら、途方もない距離に挑戦していきます。

特に、千光寺へ続く108段の急勾配は過酷で、多くの参加者にとって心身を試される瞬間となったことでしょう。しかし、沿道の地元の方々からの温かい応援が、ランナーたちを力強く支えます。自然の美しさ、歴史の深さ、そして人々の温もりが一体となったこの大会では、各ランナーが飛騨の魅力を全身で感じながらゴールを迎え、達成感と感動に包まれました。

給水所で楽しめる絶品グルメ



このウルトラマラソンで特筆すべきは、ただの水分補給だけでは完結しない「食の魅力」です。コース上には、よもぎうどんや火畑そば、イノシシの冷しゃぶ、さらに「飛騨牛」など、地元の美味しい料理が提供されており、ランナーたちのエネルギー源となります。特に、57.2km地点の丹生川支所で提供される「飛騨牛」は、この大会の特別な楽しみの一つ。過去に和牛能力共進会で最優秀賞を受賞した記録を持つこのブランド牛を味わえる機会は、他では味わえない贅沢です。

若者の挑戦を応援する「U25部門」



若い世代にウルトラマラソンの魅力を広めるため、今年から25歳以下対象の「U25部門」が新設され、参加費が20%割引になりました。この新たな部門には71名が参加し、若い挑戦者たちが大会にフレッシュな風をもたらしました。

高山市長がランナーを全力でサポート



大会実行委員会会長を務める高山市長の田中明氏は、ランナーを温かく迎え入れるサポートを行いました。スタート前には選手たちを激励し、ゴール地点では完走者に対してグータッチやハグでその努力を称賛。大会の一体感をさらに深める演出となりました。

注目の選手たちの活躍



今年のマラソンでは、男子71kmの部で昨年の100km優勝者、小野寺祐太選手が安定した走りを見せて優勝。女子100kmの部では、兒玉里恵選手が大差で連覇を果たしました。彼らはそれぞれの努力と想いを見せ、飛騨高山の大自然と歴史の中で新たな伝説を築きました。

まとめ



第13回飛騨高山ウルトラマラソンは、歴史と自然の融合、参加者同士の絆、地域の温もりが感じられる特別な日となりました。今年も多くのランナーが挑戦し、満ち溢れる感動を得ました。大会の成功を手助けした全ての人に感謝の気持ちが届けられます。これからも飛騨高山の地で新たな挑戦を続けていくことを期待しています。


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会社情報

会社名
株式会社ランナーズ・ウェルネス
住所
神奈川県藤沢市辻堂新町1-2-23プリメロ湘南2階C棟
電話番号
0466-21-6665

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