IDPパワーランチ「プレッシャーとの向きあい方」開催レポート
アイデンティティ・パートナーズ株式会社が2026年2月25日(水)に開催したオンライン勉強会「IDPパワーランチ」の第2回、「プレッシャーとの向きあい方」について詳しくお伝えします。この勉強会は、日本企業の成長を促進することを目的に、専門家から直接知見を得る場として設立されました。
ゲストスピーカーの紹介
今回のセッションには、レスリング界のエースで金メダリストの清岡幸大郎氏をお招きしました。彼は3歳からレスリングを始め、すべてのカテゴリーで全国制覇を遂げた実力者です。2025年の全日本選手権では優勝し、最優秀選手賞を受賞するなど、名実ともに日本レスリング界を代表する存在となりました。現在、2032年ロサンゼルスオリンピックでの2連覇を目指して奮闘しています。
プレッシャーとの向きあい方
清岡氏は、競技を通じて経験した数々のプレッシャーをどのように乗り越えてきたのか、その思考法をシェアしました。彼のオリンピックへの道のりは決して平坦ではなく、数多くの苦難がありました。「オリンピック出場前に世界選手権に出たこともなく、勝ったり負けたりの繰り返しでした。最終選考での不確実性の中、最後に掴んだ勝利は、まさにダークホースとしての挑戦でした。」と振り返ります。予想される通り、大会のウエイトは非常に高く、周囲から期待される一方で、清岡選手は常にポジティブな気持ちを持ち続けていました。
プレッシャーを燃料にする発想
清岡氏は、プレッシャーをどう受け止め、それを最大限に活かすかを考えてきたといいます。「プレッシャーは必ず存在するもので、だったらそれを大いに受け入れ、期待されることで自分を奮い立たせるべきだと思います。」彼は周囲に「期待してほしい」と伝えることで、自分へのプレッシャーをも受け入れたと語ります。ここでのポイントは、結果よりも過程に重きを置くこと。失敗を恐れずに前向きに取り組む姿勢は、ビジネスパーソンにも通じるものがあります。
成功に向かうメンタルの作り方
清岡氏の言葉で印象に残ったのは、「場数を踏むこと」と「結果への捉え方」です。彼自身、最初は緊張で手が震えることもあったそうですが、経験を重ねることで自信を持てるようになったとのこと。「失敗は怖くない。自分がどれだけ結果を出したいか、目標を設定し、失敗覚悟で挑戦を続けることが重要です。」と力強く語ります。
集中力を養うためのルーティン
競技時の集中力の源についても触れました。清岡氏は普段の練習を試合さながらの環境で行い、リハーサルを繰り返すことが試合でのパフォーマンスに繋がると述べています。一つ自分だけのルーティンを持つことで、集中力を維持することもできると強調しました。例えば、試合前に好きな食べ物を食べたり、心を整えるための時間を作ることが大切だとアドバイスがありました。
「応援される選手」としての歩み
セッションの後半では、清岡氏の人としてのあり方に触れました。彼は結果を追求するだけでなく、「応援される選手」であることも重要視していると語ります。謙虚さを大切にし、成績を残しても人としての強さを忘れない姿勢が、他者からの支持を集める要因となっているのではないでしょうか。
おわりに
仕事でもプレッシャーは必ず訪れます。清岡選手が示したように、プレッシャーを恐れず、楽しむ感覚を持つことが肝要です。過程を楽しむことができることで、目の前の挑戦も少し違った景色が見えるでしょう。読者の皆さんも、自分なりのルーティンを決めて、プレッシャーに立ち向かうための第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。今後もIDPパワーランチは月に1回開催し、様々なテーマでの勉強会を通じて、日本企業の成長をサポートしていく予定です。