新たな未来を紡ぐアーティクル株式会社の設立
2026年6月30日、ハーチ株式会社と株式会社フューチャーセッションズが合併し、新たにアーティクル株式会社(Artiql Inc.)としてのスタートを切ります。この合併は、両社がこれまでに培ってきた社会問題解決やクリエイティブな対話を通じて実現したもので、未来に向けた新たな取り組みが期待されます。
合併の背景
ハーチ株式会社は、「Rewrite Our Futures(ほしい未来へ、編みなおす)」を掲げ、クリエイティブな手法で社会課題にアプローチするアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」を運営しています。このメディアは、持続可能性をテーマにしたデジタルコンテンツを提供し、さまざまな企業や自治体とともにサステナビリティに関するデザイン事業も展開。
一方、フューチャーセッションズは、対話を重視した共創プロジェクトを推進し、まちづくりや人材育成など多岐にわたる分野で活動しています。両社は長年にわたって連携を深め、特に「Circular Design Sprint」や「Facilitating Sustainable Futures」といった教育プログラムでの協力を通じて、社会に新たな価値を提供してきました。
アーティクル株式会社の展望
合併後のアーティクル株式会社は、メディア事業、未来デザイン事業(Futures Design Lab)、プレイス事業の3本柱を据え、持続可能な社会の実現に向けた新しい活動を展開します。具体的には、サステナビリティとソーシャルイノベーションの領域でメディアと共創プロセスを融合させることにより、独自の組織体として活動します。
メディア事業
アーティクルは、今後「IDEAS FOR GOOD」や「Circular Economy Hub」、さらに「Zenbird」を通じて、社会課題に対する共感を呼び起こし、読者とともに問題解決に向けた対話や実践を行います。特に注目すべきは「IDEAS FOR GOOD」の大規模リニューアルです。このプロジェクトでは、単なる情報発信から、共創と対話を軸にしたメディアへの進化を目指します。
未来デザイン事業
フューチャーセッションの知見を活かし、企業や自治体に対する共創プログラムの提供を行い、持続可能な未来を実現するためのプロセスをデザインします。特に「RETOTYPE」という知恵継承プログラムでは、対話を通じて組織の文化を再構築し、次世代へと知恵を継承していくことに寄与します。
プレイス事業
リアルな拠点作りとして、横浜市との連携により「Sta.R(ステーション・アール)」という循環型文化創造拠点を設立予定です。この拠点では、素材やアイデア、人との出会いを通じて循環文化の育成に貢献し、人々が共感し合える場を提供します。
代表者のコメント
新会社の設立に際し、代表取締役の加藤佑氏は「メディアが果たすべき価値は発信から受信へとシフトしていくと考えています。アーティクルは、これからの社会において、共感や共創を通じて人々が自分らしく生きられる未来を実現するために努力していきます」と述べています。
有福英幸氏も「私たちは対話の中から未来を創造してきました。新たな形での共創を通じて、持続可能な未来に向けて邁進していきます」とコメントし、期待を寄せています。
まとめ
アーティクル株式会社は、両社の強みを活かしながら持続可能な未来の実現に向けた新しいステージへと挑戦します。この合併を機に、環境や社会に配慮した新たなアイデアが生まれ、さらに多くの人々と共に未来を編むことが期待されます。サステナビリティやソーシャルイノベーションに興味がある方々にとっても、今後のアーティクル株式会社の活動に注目が必要です。