ミレニアル世代の視聴スタイル
2018-04-03 13:10:53
ミレニアル世代とテレビ・スマホの深い関係に迫る!
ミレニアル世代とテレビ・スマホの深い関係
近年、J:COMの調査によって、ミレニアル世代(1980年代から2000年代初頭に生まれ、2000年以降に成人を迎えた世代)のスマホとテレビに対する意識が浮き彫りになりました。この世代の特徴として、スマホは生活に欠かせない存在となっており、起床時にまずスマホをいじるという習慣が73%にも上ることが分かりました。
テレビ視聴に関する傾向
調査では、全国の18歳から26歳のテレビ視聴をするスマホユーザー1,000名に対して実施され、その結果が注目されています。テレビ視聴の方法について聞くと、リアルタイムで観る傾向が53.8%にのぼり、特に男性においては63%がリアルタイム視聴を好むという結果が出ました。一方、女性は録画して観る方が52%と、半数以上を占めることが明らかになりました。
スマホもテレビ視聴に影響する
また、視聴時の態度についても、ながら視聴をしながら観ることが多いという回答が68.9%を占めており、何かをしながらテレビを観るスタイルが顕著です。このように、ミレニアル世代の視聴スタイルは多様化していることが伺えます。
SNSとの関係
テレビを観る際には、SNSとの連携もお忘れなく。調査によると、ミレニアル世代の8割以上がテレビを観る時にSNSを活用していることがわかりました。視聴時にSNSを利用することで、リアルタイムでの共感が得られる点が、より一層の楽しみを生んでいるようです。
スマホ利用状況
スマホ自身の利用状況も興味深い結果が得られました。特に、iPhoneが最も人気のある端末であり、74.7%の人が利用しています。男性よりも女性の方がiPhone利用率が高く、特に若い世代は「使いやすさ」や「デザイン」を重視しているようです。その一方で、MVNO(仮想移動通信事業者)への関心が高まり、今後積極的に利用したいと考えている人が多いことも注目されています。
スマホ利用がもたらす影響
調査の中では、スマホが日常生活の中で重要な役割を果たしていることがすぐに理解できます。スマホを持っていないと不安を感じる人が71%にも上り、こうした影響は社会生活にまで及んでいます。また、デート中の会話をLINEで行った経験があるという人も5人に1人に達するなど、コミュニケーション方法にも変化が見られます。
コト消費の傾向
興味深いのは、ミレニアル世代が「スマホ利用」と「パートナーとの時間」をどのように優先するかという調査結果です。約半数の男性が「スマホ利用」を優先したいと答え、一方で女性は「パートナーとの時間」を選ぶ傾向が見られました。このように、世代間や性別による顕著な違いが浮き彫りとなっています。
結論
この調査を通じて、ミレニアル世代のテレビ視聴とスマホ利用の豊かな関係が明らかになりました。生活スタイルの多様化とSNSの影響が、どのように彼らの視聴行動を形作っているのかを理解する手がかりとなります。今後もこの世代の動向に注目が集まることは間違いないでしょう。
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