ビースタイル、奨学金の代理返還制度を導入。新卒社員をサポート！

ビースタイルグループが奨学金返還制度を新設

ビースタイルグループは、2025年4月より新卒社員向けの新しい支援制度「bstyle Scholarship Fund（ビースタイルスカラーシップファンド）」を開始することを発表しました。この制度では、独立行政法人日本学生支援機構（JASSO）の貸与奨学金を利用している新卒社員に対し、最大150万円を代理返還します。

新制度の背景

近年、日本の大学に進学する学生の多くが奨学金を利用しており、現状では約50%の大学生がその恩恵を受けています。ビースタイルが実施した調査によると、奨学金の返済は卒業後の生活において95%の人々が「負担」と感じていることが明らかになっています。特に、物価の高騰が続く中、この負担が増していると懸念されています。

このような社会背景を受けて、ビースタイルは「時代に合わせた価値を創造する」という企業理念のもと、若手社員のキャリア支援の一環としてこの制度を設けることにしました。新卒で入社した社員全員が対象となり、経済的な負担を軽減し、安心してキャリアを築ける環境づくりを目指します。

制度詳細

対象者

この制度は、JASSOの貸与型奨学金を利用するビースタイルグループの全新卒社員が対象です。入社年度に関わらず、誰でもこの支援を受けることができます。

返済期間と額

返済は最大で9年間にわたり行われ、総額は最大150万円です。三年ごとに50万円ずつ返済が行われます。この際、JASSOが提供している『奨学金返還支援制度』を活用し、ビースタイルが直接JASSOへ返還します。

支援の要件

この制度を受けるためには、各返済時に社員が在籍しており、退職の意思を示していないこと、また残債があることが条件とされています。残債が制度の上限を下回る場合は、実際の残債を返済額の上限とします。

社長のメッセージ

ビースタイルホールディングスの代表取締役社長、三原邦彦氏は、会社が大切にしている価値観について「四方よし」と説明します。これは「買ってよし・売ってよし・世間よし・仲間よし」という相互理解と協力の理念です。この制度の導入により、若手社員が安心して働ける環境を整え、奨学金の返済負担を軽減することで、彼らがキャリアを築く手助けになればと期待しています。