人口減少時代を乗り越えるための地方経営セミナー開催
株式会社MAKOTOprime(所在地:宮城県仙台市、代表取締役:竹井智宏)は、2025年8月19日に「人口減少時代に、次の地方経営はどうあるべきか?」というテーマで地方経営セミナーを開催しました。このセミナーには31名のリーダーが参加し、参加者の約60%が企業間アライアンスに強い関心を示すなど、地域の共通課題に挑む意欲が高まりました。
開催の背景
最近、人口減少が進む中、多くの中小企業が「これまでのやり方では立ち行かなくなる」と感じている状況にあります。特に地方では、人手不足や事業承継、生産性の低下が大きな課題となっています。MAKOTO Primeは、東日本大震災をきっかけに設立以来、地方企業が持続的に成長できる経営環境を整えようと努力してきました。その中で誕生した「MAKOTOアライアンス」は、同じ課題を抱える企業同士が協力し合い、AIや外部人材の活用を通じて解決策を模索しています。
当日のプログラム
セミナー当日は、以下の4つのセッションが行われ、具体的な課題解決に向けた活発な議論が交わされました。
Leader's Session
MAKOTOprimeの竹井代表が、人口減少時代における地方経営の現状とアライアンスの重要性について発表しました。参加者は真剣に耳を傾け、共通の課題意識を共有しました。
パネルディスカッション
「人がいないからこそ、変われる組織へ」というテーマのもと、外部人材や副業人材の活用事例が取り上げられました。「まずは小さな成功事例を社内で作ることが重要」との意見が出るなど、実践的なアクションに導く内容でした。
AI活用に関する議論
「生成AIで会社が変わる?」というテーマでは、地方企業におけるAI導入の成功事例や失敗談が共有されました。多くの参加者が関心を持ち、熱心にメモを取る姿が印象的でした。
ディスカッションの場
最後のセッションでは、全体でのディスカッションが行われ、「同じ課題を持つ企業同士での情報交換が必要」や、「AI導入を共同で進められないか」という具体的な連携の声が相次ぎました。
参加者の声
参加者からのアンケートでは、特に「地方企業間の連携」や「生成AIの活用」、「外部人材の利用」に対する関心が高まりました。参加者からは「今の人材をパワーアップし、足りない部分をAIで補うという考えが参考になった」との意見も届いています。
今後の展望
MAKOTOprimeでは、今回のセミナーでの意見を受け、「MAKOTOアライアンス」の取り組みをさらに進めていく所存です。単なる利益追求ではなく、地域全体で未来を創造していく新しい地方経営スタイルを確立してまいります。
MAKOTOアライアンスについて
MAKOTOアライアンスは、人口減少時代における地方経営のモデル構築を目指した企業アライアンスで、参画企業が定額の活動費を支払うことで、成長環境を提供します。アライアンス内部では専門部会やカンファレンスを通じて、実践的な知見を共有しています。
株式会社MAKOTO Primeについて
MAKOTO Primeは、2011年に東日本大震災を機に設立され、地方企業支援や復興を中心に活動を行っています。現在はAI活用支援など新しい事業モデルを構築し、地方を元気にするための取り組みを進めています。