トークイベント「Future Humanity」とは
博報堂のプロジェクトチーム「Human X」が主催するトークイベント「Future Humanity」が、2024年8月29日(木)に赤坂Bizタワー内のUNIVERSITY of CREATIVITYで開催されます。このイベントは、感覚研究に特化した研究者たちが集まり、ヒューマンクリエイティビティと感受性の未来について深く掘り下げる貴重な機会となります。
イベントの概要
このトークイベントでは、感覚の拡張や調律が感受性と創造性にどのように影響を与えるのかを考察します。感受性というテーマから、新たな創造力の拡張の可能性を模索するもので、前回のイベントに続く第二弾として計画されています。特に今回は、感覚研究者や起業家が登壇し、具体的な事例を交えながら論じます。
第一弾イベントの振り返り
2024年2月には第一弾のイベントが開催され、クロスモーダルの専門家や能楽師が登壇しました。このセッションでは、VR技術と感覚拡張に関する革新をテーマに、人間らしさと身体性についての議論が展開されました。これに続く第二弾では、より具体的な感覚の調整や拡張について取り上げる予定です。
トークセッションの詳細
当日は、デモンストレーションから始まり、感覚体験を実践的に学ぶ機会があります。続いて、キーノートセッションでは、感受性とクリエイティビティの関係についての洞察が語られます。また、ディスカッションパートでは、参加者と講演者が意見を交わし、進化する人間の感覚に対する理解を深めることを目指しています。
登壇者の紹介
今回のイベントでは、感覚過敏研究所の加藤路瑛氏や、Mr. CHEESECAKEの代表取締役田村浩二氏など、多彩なバックグラウンドを持つ専門家が参加します。これにより、さまざまな視点から斬新なアイデアが発信されることでしょう。
クロスモーダル知覚に着目
「クロスモーダル」という手法は、五感の相互作用を利用して新たな体験を創出することを目指しています。たとえば、風鈴の揺れの音が実際の温度感に影響を与えるように、感覚は単独で機能せず、互いに作用し合って人々の感じ方を変えるのです。この視点に基づく研究が、生活体験の設計においても重要であるとされています。
参加される皆さまへ
このイベントは定員30名で、参加費は無料です。申し込みは先着順となっており、締切は8月22日(木)12:00までです。ご興味のある方は、ぜひ早めにお申し込みください。未来の感覚を再考し、生活者にとってどのようにその価値を創造できるか、一緒に議論を深めましょう。参加者の皆様には、刺激的なインスピレーションを持ち帰っていただけることを願っています。