IVS2024 KYOTO 記者会見
2024-06-27 12:34:06

「IVS2024 KYOTO」開催に向け、二条城で記者会見!スタートアップと京都の未来を語る

歴史的建造物で未来を語る!「IVS2024 KYOTO」記者会見が二条城で開催



2024年7月4日から6日にかけて京都パルスプラザで開催される「IVS2024 KYOTO / IVS Crypto 2024 KYOTO」の記者会見が、6月26日に二条城・香雲亭にて行われました。

今回の記者会見には、IVS KYOTO実行委員会の委員長であるHeadline Japan代表取締役の島川敏明氏、京都府知事の西脇隆俊氏、京都市長松井孝治氏が出席。歴史的な建造物を舞台に、スタートアップエコシステムの活性化に向けた熱い想いを語り、今後の展開について展望を明らかにしました。

「Cross the Boundaries」をテーマに、スタートアップのさらなる発展へ



島川氏は、IVSが18年目を迎え、31回目の開催となることを強調。スタートアップの経営者限定の招待制から始まり、ボランティア制度や海外展開を経て、現在はWeb3やクリプトにも注力する「第3フェーズ」を迎えていると説明しました。

今年のテーマは「Cross the Boundaries」。従来の枠を超えて、人材、資金、情報などを繋ぎ、スタートアップ関係人口の拡大と人材流動性の向上を目指していくとのことです。また、初めて土曜日開催となったことについて、平日参加が難しい学生や社会人からの要望に応えたと説明。より多くの人が参加しやすい環境作りに取り組む姿勢を示しました。

さらに、海外参加比率40%、女性参加比率30%という高い目標を掲げ、海外向けコンテンツの充実や女性起業家支援に特化した「EmpowerHER LOUNGE」など、多様な参加者が活躍できる環境作りを進めていくことを明らかにしました。

「スタートアップ京都国際賞」など、京都府・京都市が全面的に支援



西脇知事は、7月5日に開催される「IVS2024 LAUNCHPAD KYOTO」について説明。厳しい審査を経て選ばれた15社のファイナリストが、投資家や審査員の前で自社のプロダクトをプレゼンするピッチコンテストです。

注目すべきは、過去最多となる5名の女性ファイナリストが登壇すること、そして15社のうち3社が海外企業であること。さらに、京都大学との共同研究を進めてきた企業や、京都が注力する環境・ライフサイエンス・映像関係など、革新的なビジネスモデルを提案する企業が揃っている点です。

優勝者には「スタートアップ京都国際賞」と1,000万円の事業支援資金が贈られます。西脇知事は、この賞金が事業拡大などに役立ち、昨年受賞した株式会社abaさんのように、新たな製品発表や販路拡大に繋がることを期待していると語りました。

「京都をスタートアップの街に」府市一体でサポート



松井市長は、京都府と京都市が一体となってIVSをサポートしていく決意を表明。

「京都は、東京のような従来型のビジネス中心地ではなく、新しいものを生み出す街、若者や学生が多く集まる街です。京都で世界的なビジネスを生み出すことが、京都の伝統であり、その加速を目指しています。」

松井市長は、府市職員が連携し、イベント期間中だけでなく、継続的に京都をスタートアップの街として発展させていく意欲を示しました。

250件を超えるサイドイベント開催で、街全体がスタートアップに染まる



松井市長は、IVS期間中、参加者が独自に開催する「サイドイベント」についても触れ、昨年150件開催されたサイドイベントが今年も250件を超える規模で開催される予定だと発表しました。

「IVS START BAR」や「IVS HOUSE」など、公式ネットワーキングパーティーをはじめ、学生起業家向けのピッチコンテストやエンタメ系企業のCVC部門担当者による交流イベント、けいはんなの技術視察ツアーなど、多様なサイドイベントが予定されています。

これらのイベントを通して、参加者が京都の街を満喫し、スタートアップエコシステムの活性化に貢献することを期待しています。

未来への期待と熱気に満ちた記者会見



今回の記者会見では、京都府、京都市、Headline Japanの3者が、スタートアップエコシステムを活性化させ、京都を世界的なスタートアップ拠点にするという強い意志を示しました。

「IVS2024 KYOTO」は、革新的なアイデアと熱い想いが交錯する、未来への期待と熱気に満ちたイベントになるでしょう。

「IVS2024 LAUNCHPAD KYOTO」決勝進出者15社を発表



記者会見では、「IVS2024 LAUNCHPAD KYOTO」決勝進出者15社も発表されました。300社以上の応募の中から選ばれたファイナリストたちは、7月5日に熱いピッチを繰り広げます。

「IVS2024 LAUNCHPAD KYOTO」決勝進出者

株式会社esa 黒川周子
株式会社AI VOLT 軍神未来
emole株式会社 澤村直道
Elevatefoods Mazing Lee
株式会社komham 西山すの
株式会社Solafune 上地練
DMKTZ Jac Hsieh
Valtec John Keh
ファミリーテック株式会社 中村貴一
株式会社BoostDraft 藤井陽平
株式会社Penetrator 阿久津岳生
株式会社Yuimedi グライムス英美里
ランディット株式会社 藤林謙太
RENATUS ROBOTICS株式会社 安藤奨馬
* 株式会社Remedies 東真希

「IVS2024 KYOTO」への期待



「IVS2024 KYOTO」は、スタートアップ、投資家、そして地域社会にとって、大きな転換期を迎えるイベントとなるでしょう。

京都という歴史と文化が息づく街を舞台に、未来を創造する革新的なアイデアが生まれ、新たなビジネスチャンスが創出されることを期待しています。



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