シートベルトの重要性
2025-05-22 13:20:34

岐阜県でシートベルトの重要性を学ぶ「スクールセーフティ事業」実施

JAF岐阜が2025年度に行うシートベルト授業



一般社団法人日本自動車連盟(JAF)岐阜支部が、2025年度に岐阜県内の25の小学校で「スクールセーフティ事業」を実施することが発表されました。この取り組みは、小学生にシートベルトの着用の重要性を理解してもらうための授業で、既に2008年から行われているものです。

具体的な活動内容



この事業は、シートベルト効果体験車を使った時速5kmでの疑似衝突体験を中心としています。児童たちは、この体験を通じてシートベルトが如何に重要であるかを学びます。この授業の目的は、児童だけでなく、その家族にもシートベルトを全席で着用する意識を高めてもらうことです。

2025年の最初の訪問は6月2日に名森小学校(安八郡安八町)で行われ、続いて岐阜市や美濃市、多治見市など、岐阜県内の多くの学校がスケジュールに挙げられています。最終訪問は2026年1月21日に春里小学校(可児市塩)の予定です。

各小学校の訪問スケジュール


  • - 6月2日 名森小(安八郡安八町)
  • - 6月4日 和知小(加茂郡八百津町)
  • - 6月5日 古井小(美濃加茂市)
  • - …
  • - 1月21日 春里小(可児市塩)

このように、全25校が参加し、地域の様々な場所に出向いていきます。

岐阜県のシートベルト着用率



岐阜県における後席シートベルト着用の状況は、一般道路において61.5%、高速道路では90.1%という高い数値を記録しています。全国平均と比較しても、岐阜県は高い数値を示していますが、それでも31.5%の人が後席ではシートベルトを着用していない実情があります。運転席や助手席の着用率が非常に高い一方で、後席においては着用意識がまだまだ低いことが明らかになっています。

安全運転意識を広めるために



JAF岐阜支部は、このプロジェクトを通じて単にシートベルトの着用を促すだけでなく、運転中の安全意識を家族全体で高められるよう、情報の共有を目的としています。運転手だけでなく、同乗者も安全運転の一環として積極的にシートベルトを着用することの大切さを伝えるこのプログラムは、今後も地域の子どもたちに向けた意義深い授業として続けられることでしょう。

安全運転を推進し、未来を担う子どもたちに大切なメッセージを届けるJAF岐阜支部の取り組みは、地域社会全体の安全向上に貢献することを目指しています。親子での意識向上を図るための、魅力的なプログラムとなることが期待されます。


画像1

画像2

会社情報

会社名
一般社団法人 日本自動車連盟
住所
東京都港区芝大門1-1-30日本自動車会館14階
電話番号
03-3578-2811

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。