日本フィランソロピック財団が新たな体制を発表
日本フィランソロピック財団は、2021年4月7日に臨時評議員会を開き、新たに選任された役員たちによる新体制を発表しました。この新しい体制は、国内のフィランソロピーの発展を目指し、多様な社会貢献活動を推進することを目的としています。
フィランソロピック・プラットフォームへの参加
特に注目すべきは、財団が4月20日に設立された「フィランソロピック・プラットフォーム」への参加です。このプラットフォームは、寄附者が基金を通して社会貢献を行える仕組みを提供するもので、代表理事の岸本氏はその発足イベントに登壇しました。
岸本氏は、寄附者の思いに寄り添う新たなソリューションとして、「社会貢献に基金という形での支援」を発表しました。このアイデアは、2017年から進められてきたものであり、国内外での調査や多くのご支援を受けて実現を果たしたことの意義を強調しました。フィランソロピーに関心を持つ個人や金融機関との連携を強化し、日本の未来をより良いものへと導く決意を示しています。
第1回公募助成金の開始
また、財団は「第1回日本フィランソロピック財団公募助成金」を2021年4月に交付しました。この助成金は、家庭内暴力や虐待、性暴力など様々な理由で居場所を失った子供たちを支援するプロジェクトを対象としています。昨年12月には、具体的な給付先として以下の団体が選ばれました。
- - 特定非営利活動法人 芸術家と子どもたち(東京)
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事業名: 児童養護施設の被虐待児へのアートによる心理的支援
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- - 特定非営利活動法人 日本こども支援協会(大阪)
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事業名: 里親啓発 10万枚ポスティング事業
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このように、フィランソロピック財団は新たな取り組みを通じて、社会貢献に向けた寄附者の活動を支援していく姿勢を表明しています。
今後の展望
日本フィランソロピック財団は、自らの活動を通じて、寄附者との絆を深めると共に、社会に貢献する新しいプラットフォームの運営を進めていきます。今後も様々なプロジェクトを支援し、より多くの人々が社会貢献に参加できる環境を整えていくことが期待されます。
最後に、問い合わせは公益財団法人日本フィランソロピック財団、代表理事の岸本氏が担当しています。興味のある方は、以下の連絡先までご連絡ください。