日本最大級のソーシャルカンファレンス「BEYOND2025」での重要な議論
2025年の10月3日と4日の二日間、京都リサーチパークの4号館で、日本最大級のソーシャルカンファレンス「BEYOND2025」が開催されました。このイベントは、社会起業家を対象としたもので、企業が社会課題にどのように関与するかを探るための重要な場となっています。当社、株式会社日立社会情報サービスは、ゴールドスポンサーとして本イベントに参加し、企業のブースを設け、様々な活動を行いました。
BEYOND2025とは
「BEYOND2025」は、社会課題解決に向けた取り組みを促進するために、京都市と株式会社taliki、京都リサーチパーク株式会社が共同で立ち上げた「BEYOND実行委員会」によって主催されています。京都市が進める「ソーシャル・イノベーション・クラスター構想」を基盤に、資源の再分配を主題に、多様なセクターの協力を推進することを目的としています。今年のテーマは「再分配のはじまり」であり、多くのスタートアップや起業家が集まりました。
トークセッションの実施
特に注目されたのは、初日に行われたトークセッション「大企業は社会課題解決に合理性を見出せるのか」というテーマです。当社の社員が登壇し、実際に社会課題解決に取り組む大企業の担当者として、どういった困難に直面したかや社内での合意形成の課題に関する体験談を、他の3名の起業家と共に共有しました。
登壇者たちは、自らの経験をもとに、社会課題解決に向けたイノベーションが企業にどのような合理性をもたらすのかについて活発に議論を交わしました。特に、大企業の視点からは、既存の枠組みに縛られない柔軟な発想や迅速な行動が求められるという意見が多数出ました。このような貴重な情報交換は、参加者にとっても自身のビジネスを見直すきっかけとなることでしょう。
イベントの成果
イベントの模様や登壇者の体験談については、当社の公式ウェブサイトでも詳しく掲載しています。今後も、弊社の取り組みや社会貢献の動きについて、お知らせしていきたいと思います。さらに、日立社会情報サービスの共創に関する取り組みや、代表の北川社長とtalikiの中村代表との対談動画も公開していますので、ぜひご覧ください。
株式会社日立社会情報サービスについて
最後に、当社の基本情報を少しご紹介します。日立社会情報サービスは、資本金5億円で、従業員数は3,030名(2025年4月1日現在)です。主な事業内容にはシステムインテグレーション、システム運用サービス、パッケージ・ソリューション事業が含まれ、公共・社会、金融、産業、ヘルスケアなど多岐にわたる分野でサービスを展開しています。
このような重要なイベントに参加することで、私たち企業が社会課題にどのように貢献できるかを考える良い機会となりました。今後も、社会的価値の創造に向けた取り組みを続けていく所存です。