SmartHRと「らくしふ by SmartHR」の連携が始まる
最近、株式会社SmartHRが提供するバックオフィスシステム「SmartHR」と、グループ会社である株式会社クロスビットのクラウドシフト管理「らくしふ by SmartHR」との連携を発表しました。この新たな連携により、利用者はよりスムーズに両システムを活用できるようになります。
連携の内容について
連携の第一のポイントは、「SmartHR Plus」というアプリストアサービスを介して「らくしふ by SmartHR」が利用できるようになることです。この連携により、SmartHRに登録された従業員情報をベースに「らくしふ」側でのシフト管理が大幅に効率化されると期待されています。また、管理者は「SmartHR」のアカウントを利用して「らくしふ by SmartHR」へログインできるシングルサインオン(SSO)機能も実装されており、複数のサービスのID・パスワード管理の手間を削減することができます。
さらに、2026年8月からは、「らくしふ by SmartHR」で作成したシフト情報が「SmartHR」の勤怠管理機能に自動で反映される予定です。この連携により、シフト予定と実際の出勤時刻との差異の把握が容易になるため、全体的な業務の流れがスムーズになることが見込まれています。
連携の背景
日本では、特に複数の拠点を持つ小売業や飲食業などの企業では、従業員の入退社や異動、店舗間の人事異動に伴い、様々なシステムで従業員情報の更新を行わなければなりません。このため、従業員情報の二重管理やそれに伴う入力ミス、更新漏れ等が発生しがちです。SmartHRは、雇用契約から勤怠管理までを一元化し、これらの負担を軽減するための仕組みを提供してきました。
SmartHRの取り組み
今回の連携により、SmartHRに集約された従業員データを利用して、「らくしふ by SmartHR」でのシフト管理やアカウント管理にも活用できるようになります。SmartHRの人事・労務管理基盤と、特定の現場ニーズに応えるシフト管理機能を持つ「らくしふ by SmartHR」を組み合わせることで、企業は全体としての管理効率を向上させることができます。
株式会社クロスビットの小久保社長は、「シフトワーカーのはたらく力を解き放つことを目指してきましたが、企業現場での従業員情報が分断されている状況は本部にも店舗にも負担をかけています。我々が見えづらい問題を解消するために努めていくことこそが重要です」と述べています。この言葉からも、現場の声を大切にした取り組みが伺えます。
未来に向けて
今後、SmartHRと「らくしふ by SmartHR」の連携を通じて、より多くの企業の生産性向上に貢献できることが期待されます。シフト管理から勤怠管理まで一連の流れをスムーズに接続することで、多店舗・多拠点での業務管理を効率化し、より働きやすい環境を実現することが目標です。この連携が、業務の合理化と従業員の働き方改善にどのように寄与していくのか、今後の展開が楽しみです。