地域未来をデザイン
2025-03-26 16:51:21
データサイエンスが地域の未来を切り開く!岐阜での学生向けワークショップ
岐阜で始まったデータサイエンスの挑戦
岐阜県大垣市で、2025年3月19日から20日まで「第1回 データから地域の未来をデザインする『SDGs×データサイエンス2025』」というイベントが開催されました。このイベントは、テクノロジーによる住み替え支援を目指す株式会社property technologiesの研究・開発組織『PropTech-Lab』と、一橋大学の社会科学高等研究院、情報科学芸術大学院大学が共催しました。地域への貢献を目指したこの取り組みは、まさに革新的な試みです。
イベントの概要とプログラム内容
2日間にわたるイベントには、大垣市の30名の学生と、主催および共催団体から集まったメンバーが参加しました。初日はオーガナイザーの清水 千弘教授による挨拶に始まり、鈴木 宣也学長が主催者挨拶を行いました。その後、データサイエンスや可視化に関する講義が行われ、地域に根ざした課題解決に向けた研究テーマが設定されました。
続くワークショップでは、参加者はグループに分かれ、ビッグデータを用いた地域分析に取り組みました。最終日には、各グループがその分析結果を発表し、「住み続けられる街」の条件について熱心な議論が行われました。
学生たちの新たな発見
参加した学生からは、「講義形式ではなく、自分たちで考えるワークショップが新鮮で、異なる視点を持つ仲間とのディスカッションが刺激的だった」という感想が寄せられました。さらに、「データ可視化やスライド発表の技術を学んだことが貴重で、今後の活動に活かしたい」といった声も聞かれました。データ分析への初挑戦で、実際に手を動かして考えることで新たな興味を持った学生も多かったようです。
講師からの評価
講師たちは、学生たちの主体的な姿勢を称賛し、データ分析に対する抵抗感を持たずに取り組む姿が印象的だったと述べました。「短い時間の中で、チームとしての問題解決能力を発揮していた」と高く評価されています。これは、次世代のデジタル人材を育成する上で大きな成果と言えるでしょう。
プログラムの意義
このワークショップは、地域の過去や現在、未来をデータを通じて描く能力を養うことを目的としており、市民参加と大学との連携により成り立っています。特に、一般的には入手困難なビッグデータを活用できる点がこのイベントの特徴です。地域課題やSDGsに関心を持つ若者が集まり、それぞれの視点から解決策を見出す場として、非常に価値のある経験となったことでしょう。
株式会社property technologiesは、今後もこのような取り組みを通じて、社会課題を解決する優れたデジタル人材の育成を支援していく方針です。参加者一人ひとりがこの経験を活かし、地域の未来を共にデザインしていくことが期待されます。
まとめ
今回の「SDGs×データサイエンス2025」の取り組みは、単なる学びの場を超え、実際に地域をより良くするための具体的なアクションへと繋がっています。参加した学生たちの成長と、このワークショップを通じた新たな視点に期待が高まります。岐阜県大垣市の未来がどのようにデザインされていくのか、今後の活動に注目です。
会社情報
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株式会社property technologies
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