自由な本棚『GOOD RACK』
2023-04-12 11:00:02

高崎商科大学とのコラボで生まれた自由な本棚『GOOD RACK』

自由な形を楽しむ『GOOD RACK』とは?


現代のライフスタイルにおいて、単なる収納を超えた個性を表現できる家具が求められています。そんなニーズに応えるために開発されたのが、自由に組み立てられる本棚『GOOD RACK』です。この本棚は、日本古来の伝統工藝“組子”をベースにしたもので、ユーザー自身が自分好みの形に組み合わせて作ることができるのが最大の特徴です。どのように扱うかは全て使用する人次第。無限の組み合わせが可能なこの本棚は、単なる収納だけでなく、創造的な空間を生み出します。

誕生の背景とプロジェクトの概要


『GOOD RACK』のアイデアは、高崎商科大学の鈴木舞先生とのコラボレーションから始まりました。この本棚の開発は、同大学で開催された「good title books」という本のイベントに触発されています。鈴木先生は、このイベントから本の持つユーモアやコミュニケーションの力を感じ取りました。それを基に、読者が自分の好みや趣味を存分に表現できる本棚の必要性に気づき、形にすることを目指したのです。

このプロジェクトは、ただの本棚を作るのではなく、使う人の「GOOD」を一緒に組み立てることを目的としています。『GOOD RACK』を通じて、友人同士の交流や新たな発見が生まれることで、より豊かなコミュニケーションの場を創造したいというのがこのプロジェクトの理念です。

組子とテクノロジーの融合


本棚の制作には、日本の伝統工藝である組子が活用されています。組子とは、木と木を組み合わせ、釘やねじを使わずに美しい幾何学的パターンを作り出す技術です。この高度な技術は歴史的にも長い伝統があり、職人の手によって受け継がれてきました。しかし、現在は需要の減少と職人の高齢化により危機に瀕しています。そこで鈴木舞先生は、3D CADを用いたデジタル技術と職人の技術を融合させ、新たな価値を持つ組子を現代に提供する機会を生み出しました。

高崎商科大学とのワークショップ


『GOOD RACK』は初めて高崎商科大学の学生たちと一緒に形づくられました。ワークショップでは、参加者が一緒にアイデアを出し合いながら、全員が納得のいく形に本棚を仕上げていきました。この過程では、初対面の学生同士でも自然とコミュニケーションが生まれ、友達としての絆が深まりました。一緒に作ることで生まれる新たなアイデアや視点が、このプロジェクトをより魅力的なものにしています。

限定発売の『GOOD RACK ミニ』


さらに、『GOOD RACK』に加え、手のひらサイズの『GOOD RACK ミニ』も登場しました。こちらはユニークなパズルとして、組合せを楽しむことができるアイテムとなっています。自宅でも簡単に楽しむことができ、子どもたちにも人気です。

未来への意志


「生粋 namaiki」は“粋”を生かすプロジェクトとして、日本古来の文化や技術を現代に活かす取り組みを進めています。『GOOD RACK』を通じて、他者とのコミュニケーションの場を作り出すこと、そして物事の価値を再評価することを目指しています。心の豊かさや「粋」を見つけ、生活の中に取り入れることで、より良い未来を築いていきたいと考えています。

このように、『GOOD RACK』はただの本棚以上の存在です。使いやすさと楽しさを兼ね備えたこの創造的な家具は、多くの人々に愛され、使われる事を願っています。

会社情報

会社名
生粋 namaiki
住所
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 群馬県 高崎市 組子 高崎商科大学 GOOD RACK

Wiki3: 群馬県 高崎市 組子 高崎商科大学 GOOD RACK

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。