湘南モノレールが新サービスを導入
湘南モノレール株式会社は、2025年2月13日(水)から全駅で新たな乗車サービスを展開することを発表しました。このサービスでは、クレジットカードやデビットカードによるタッチ決済に加え、QRデジタルチケットの導入が行われます。これにより、特に訪日観光客にとってより便利でスムーズな乗り物利用が可能になります。
タッチ決済とQRデジタルチケットの詳細
湘南モノレールは、三井住友カード株式会社の公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用し、タッチ決済の導入を実現します。このタッチ決済は、お持ちのタッチ決済対応カード(クレジット、デビット、プリペイド)やスマートフォンなどを使用することで、手軽に乗車することができます。これにより、交通系ICカードを持たない外国人観光客も簡単に利用できるようになります。
さらに、QRデジタルチケットも販売されることになり、1日フリーきっぷや「モノレールdeえのすい」という新江ノ島水族館入場券付きの1日フリーきっぷなどを提供します。これらのチケットは、Webサイトや専用のスマートフォンアプリからいつでもどこでも購入可能です。
地域課題の解決に向けた取組み
湘南モノレールは、観光施設と他の交通機関との連携を強化し、江の島や鎌倉エリアに訪れる観光客の観光ルートを分散させることを目指しています。これにより、オーバーツーリズムといった地域課題の解決を図る意向です。
参加企業の役割
このプロジェクトには、いくつかの企業が関わっており、それぞれの役割が明確化されています。
- - 湘南モノレール: 鉄道運行と新サービスを活用した企画の実施。
- - みちのりHD: サービス設計とシステム導入支援。
- - 三井住友カード: キャッシュレス決済導入支援。
- - JCB: タッチ決済に関するソリューション提供。
- - QUADRAC: 決済及び認証プラットフォームの提供。
- - ウェルネット: QRコード活用の改札システムの開発・運用。
- - RYDE: モビリティサービスアプリを通じた乗車券の販売。
今後の展望
湘南モノレールが今後提供するサービスの詳細については、後日公式に発表される予定です。変更があるかもしれないので、利用者は公式情報をチェックすることをお勧めします。この新しいサービスは、江の島・鎌倉エリアの訪問において便利さを増し、観光体験を向上させるでしょう。