オールひめじ・アーツ&ライフ・フォーラム2024
2024年12月7日、姫路市では文化的なイベント「オールひめじ・アーツ&ライフ・フォーラム」が開催されます。このフォーラムは、姫路市立美術館の取り組みの一環として行われ、地域の魅力をさらに引き出す目的があります。参加者として、さまざまなアート分野で活躍するコア・アーティストが登壇し、トークセッションが展開されます。彼らは、自身の芸術活動を通じて姫路の文化をどのように発信してきたのか、そして最新の作品や現代社会におけるアートの役割について自由に語ります。
フォーラムの詳細な日程
フォーラムは午後1時から始まり、受付は午後12時30分から行われます。会場はアクリエひめじの中会議室402・403です。参加は定員があり、事前申し込み制となるため、なるべく早めに申し込みを済ませることが推奨されます。参加費は無料ですが、申し込みが多い場合は抽選となる可能性があります。
当日のプログラム
フォーラムのオープニングでは、姫路市立美術館名誉館長の永田萠氏が挨拶を行い、続いて書寫山圓教寺の長吏である大樹玄承氏がメッセージを贈ります。その後、コア・アーティストたちによるリレー・トークが続きます。各アーティストは、自らの作品や取り組みを通じて、アートの持つ力や意味を考察します。
リレー・トークの出演者
- - 隈研吾氏: 「負けて勝つ城:建築美の勝利とは何か」と題し、建築の視点からアートの可能性について語ります。
- - 杉本博司氏: ビデオメッセージによる参加で、「日本文化の伝承と飛翔」をテーマに考察します。
- - 中谷芙二子氏: 同じくビデオメッセージで「白い風景-原初の地球」と題し、自身のアートを紹介します。
- - チームラボ: 「知の発見とその共有」と題し、デジタルアートを通じて現代社会へのメッセージを発信します。
- - 日比野克彦氏: 「アートは、人の心を棲家とする生態系的な動きである」との見解を示します。
午後3時からは休憩を挟む後、トーク・セッション「自然とはなにか:22世紀へのパースペクティブ」が予定されています。隈研吾氏、日比野克彦氏、チームラボ、そして大樹玄承氏が一堂に会し、自由に議論を展開します。このセッションでは、アートが人間社会と自然環境に及ぼす影響について考えます。
申し込みと締め切りについて
参加を希望する方は、姫路市立美術館の公式ホームページから申込むことが可能です。申し込みの締め切りは令和6年11月29日午後11時59分です。定員は120名で、当選者には通知が送付されます。
終わりに
「オールひめじ・アーツ&ライフ・フォーラム2024」は、アートの可能性を探求し、姫路の文化的魅力を広く届けるための重要なイベントです。ぜひこの機会に、アートを通じた新しい発見を体験してみてはいかがでしょうか。