横浜市は、2050年のゼロカーボン実現を目指し、新たなグリーン社会の実現に向けた取り組みを加速させています。その一環として、2027年に開催される「GREEN×EXPO 2027」では、環境問題に対する人々の意識変革を目指し、成功に向けた取り組みを強化しています。
この目標達成に向け、横浜市は株式会社横浜銀行と連携協定を締結しました。これは、横浜銀行が持つ商品やサービスを活用し、市民や市内企業の脱炭素化行動促進と「GREEN×EXPO 2027」への参画・機運醸成を促進することを目的としています。
具体的な取り組みとして、横浜銀行は、令和6年7月1日から、個人のお客様を対象とした紙の通帳からWeb口座への切替キャンペーンを実施します。このキャンペーンを通じて、「紙の通帳削減=CO₂排出削減」というメッセージを発信することで、市民の脱炭素化行動を促し、環境意識の向上を目指します。
さらに、キャンペーンによる口座切替件数に応じて、横浜銀行から横浜市に寄付金が贈られます。この寄付金は、「GREEN×EXPO 2027」の事業推進に活用され、イベントの成功とグリーン社会実現に向けた機運醸成に貢献します。
今後、横浜銀行は、法人のお客様向けの施策やセミナーなどを通じて、脱炭素化行動と「GREEN×EXPO 2027」に関する情報提供も検討していく予定です。
横浜銀行と横浜市による連携は、民間企業と行政機関によるグリーン社会実現に向けた取り組みの新たなモデルケースとして注目されています。両者の連携が、市民の環境意識向上と持続可能な社会の実現に大きく貢献することが期待されています。