HIOKIが新たな測定ライセンスを発表
日置電機株式会社、略してHIOKIは、長野県上田市に本社を置く電気計測器の製造企業です。このたび、HIOKIは2025年度にリリース予定のパワーアナライザPW4001に、国際的な規格に準拠した新しい測定機能を追加するライセンス「PW9006」を2026年6月10日より販売開始すると発表しました。これにより、産業機器や電子機器、家電、自動車関連機器など、様々な分野での研究開発や認証評価において正確で信頼性の高い測定データの取得が可能となります。
新ライセンス「PW9006」の導入意義
現代社会では多様な電気・電子機器が普及しており、それらの機器が電力系統に与える影響は無視できません。特に「高調波」や「フリッカ(電圧変動)」は、電力供給の安定性を損なう要因となることがあります。そこで、IEC 61000-4-7やIEC 61000-4-15といった国際規格が策定され、これに基づく適切な測定方法が求められています。本ライセンスの採用により、顧客はこれらの基準を遵守した信頼性の高いデータを扱えるようになります。
どのように使うか
このライセンスを適用することで、現在のPW4001パワーアナライザに新たな高調波解析及びフリッカ測定機能が追加されます。具体的には、高調波の発生に関する測定データを、IEC 61000-3-2および3-12に則って取得できます。これにより、製品の設計や開発段階において、製品の信頼性や安全性を高めるためのデータが提供されます。製品の品質向上、認証申請や第三者評価機関へのデータ提出など、多岐にわたり活用されるでしょう。
オプションライセンスの特長
このライセンスは、パワーアナライザPW4001の既存機能に簡単に追加できる点が魅力です。物理カードとデジタルライセンスの二種類から選択でき、機器の操作性を維持しながら機能拡張を実現します。新しいライセンスを活用することで、持続可能な開発や製品革新が進むことが期待されます。
ライセンスに関する価格と詳細
「PW9006」ライセンスの価格は、250,000円(税込275,000円)となっています。購入後すぐに高調波およびフリッカの測定機能を使用できるため、研究開発や評価業務の効率化が期待されます。詳細は、HIOKIの公式ウェブサイトで確認できます。
日置電機株式会社とは
日置電機は、1935年に創業以来、電気計測器の開発、生産、販売までを一貫して行っている企業です。同社の製品は「産業のマザーツール」とも称され、日常生活の電気インフラの保全から、生産ラインの検査、製品研究開発に至るまで、幅広い分野で重要な役割を担っています。これからも、ユーザーに信頼される製品を提供し続けるHIOKIに注目です。