海難レスキュードローン
2025-01-24 14:28:57

海難レスキュードローンの実証実験が材木座海岸で実施へ!

海難レスキュードローンの実証実験が材木座海岸で実施



神奈川県の材木座海岸で、海難事故や水難事故に特化したレスキュードローンの実証実験が行われることが決定しました。このプロジェクトは県内でのドローンの実用化と普及を促進するために実施され、全国から応募された有望なドローンをターゲットにした開発支援が行われています。

プロジェクト概要


プロジェクト名は「海難事故・水難事故等に特化した溺者捜索・救助ドローン開発プロジェクト」です。実施事業者は福島県田村市の株式会社manisoniasが担当。彼らは、海流を可視化できるGPS発信機付きのシーマーカーと、複数の膨張式救命浮環を空中投下可能な国産ドローンを開発中です。この新しいドローンは、要救助者の早期発見と救助時間の短縮を図り、結果的に救命率の向上を目指しています。

実証内容について


実証実験は、海水浴場エリアでの海流事故を想定しており、複数人が離岸流に流されるシナリオで進められます。この想定のもと、シーマーカーや救命浮環の投下システムを用い、レスキュードローンの有効性を確認することが主な目的です。

実証実験の詳細


実証は令和7年2月13日(木)午前10時から正午まで行われます。万が一、雨天の場合は実施が延期される予定であり、その際は公式ウェブサイトで事前に告知されます。

具体的な機体特長


企業が開発したデューサーの名は「SAKURA」。そのサイズは全幅1.18m、全高0.60mで、機体重量は20kg。最大離陸重量は24kgに及び、非常に取り扱いやすい設計です。機体には、シーマーカーと救命浮環を4つ同時に投下できる装置が搭載されており、現場での効果的な救助活動が期待されています。さらに、要救助者の位置を可視化するレーザー発光装置も搭載されており、迅速な救助が可能です。

運用効果


このプロジェクトの導入により、現場の人手不足という課題の解消や、経験豊富な人材への依存を減らすことが期待されています。業務の負担を軽減しつつ、効率的な救助作業を可能にするこの技術は、今後の海水浴場での安全対策において大きな役割を果たすでしょう。

取材の申し込み


取材希望者は、令和7年2月10日までに事務局に連絡が必要とのこと。詳細は神奈川県産業労働局の問い合わせ先にお問い合わせください。

県の支援内容


神奈川県はこのプロジェクトに対し、一部の開発費用を支援し、実証実験後のビジネス展開に向けたサポートも行っています。


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会社情報

会社名
神奈川県
住所
神奈川県横浜市中区日本大通1
電話番号
045-210-1111

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