中小企業のための意匠権活用法セミナー開催のお知らせ

中小企業のための意匠権活用法セミナー

中小製造業は、市場での競争力を高めるために、知的財産を戦略的に活用する必要があります。その中でも、特に意匠権は、デザインや外観を盛り込んだ製品を保護し、他社との差別化を図るための効果的な手段です。これを利用することで、ブランドの価値を向上させることができます。

セミナーの目的

本セミナーでは、特許権や商標権の利用が主流とされる中、意匠権をいかに活用するかに焦点を当てた内容をお届けします。目的は、参加者が実際に意匠制度を用いた知財戦略を理解し、自社の技術やデザインを適切に保護する方法を学ぶことです。
特許の取得はコストがかかり、時間も要することが多いですが、意匠権の取得は比較的容易で、コストも低いため、中小企業にとっては大きな利点となります。

セミナーの内容

このセミナーは2部構成で行われます。まず、第1部では弁理士である廣田美穂氏が、意匠権とは何か、どのように活用できるかについて基本的な内容を解説します。
続いて第2部では、名古屋市新事業支援センターのマネージャー前田大輔氏が、実際の事例を基にした意匠権の活用法を紹介します。特に、これまで見落としがちだった技術やデザインをどのように保護できるかについて具体的な方法に焦点を当てます。