愛知県のデザイン会社が国際デザイン賞を次々と受賞！

愛知県のデザイン会社D-WEBERが国際デザイン賞受賞の快挙

愛知県安城市を拠点に活動をするデザイン会社、有限会社D-WEBERが、国際デザイン賞「IDA International Design Awards 2024」と「ADP ASIA DESIGN PRIZE 2025」を連続で受賞したことが報じられています。この受賞は、彼らが手掛ける独自のデザインへの高い評価を示すものです。

D-WEBERは、愛知の老舗手帳メーカー・伊藤手帳とのコラボレーションで生まれた「pocheca（ポシェカ）」という商品がASIA DESIGN PRIZE 2025でWINNERに輝き、そのデザインを新卒入社2年目の若手デザイナーが担当したことが特に注目されています。彼女の新鮮な視点とデザインへの情熱が評価され、この栄誉は彼女自身の自信を大きく引き上げる結果となったでしょう。

また、岐阜県関市の有限会社濃州堂とのコラボ作品「日本刀濃州堂零式」も、IDA International Design Awards 2024プロフェッショナル部門でブロンズを受賞し、ASIA DESIGN PRIZE 2025でもWINNERに選ばれるという素晴らしい成果を挙げました。この作品が持つクラフトマンシップとデザインの融合は、巧みな職人技を活かしたものです。

これらの受賞作品は、世界中の数千点の中からの選出であり、職人や企業との協力による成果の表れです。D-WEBERは今後も挑戦を続け、真に世界に誇れる作品を続々と開発していくとしています。

特に手帳「pocheca」は、女性目線で考案されており、「ライバルはスマホ」というコンセプトの下に作られています。手帳の市場において、デジタル化が進みつつある中で、アナログ商品の価値を再認識させるための試みともなっています。

D-WEBERは、若手デザイナーの成長を支え、彼らの才能を発掘する場を提供していることも、今回の成果に大きく寄与していると言えるでしょう。このような若手の挑戦は、デザイン業界全体にとっても明るい未来をもたらす要素となります。

さらに、D-WEBERの代表である水野健一は、これまで数々の困難に直面しながらも、自社の魅力を伝え続けてきました。パンデミックによる厳しい状況を乗り越え、過去5年間で獲得した国際デザイン賞は30以上に上ることも強調されています。これにより、会社としてのこれまでの努力が実を結び、国際的な評価を受けるに至ったのです。彼は今後、デザインの価値を社会に広めることを目指し、デザイナーたちが自信を持てる未来作りに取り組む意向を示しています。

D-WEBERの未来に大いに期待が寄せられる中、企業の公式サイトやインスタグラムなどで新たなプロジェクトが随時発表されています。これからの彼らの活動にも目が離せません。若手デザイナーの熱意と企業の挑戦が結実した成功事例として、多くの人々にインスピレーションを与えることでしょう。