物流DX会議の進化とその意義
2023年8月23日、株式会社ギークプラスが主催する「物流DX会議」が開催されます。このイベントは、物流デジタルサービスプロバイダー18社が共催し、業界の課題解決に向けた取り組みを共有するための貴重な機会です。
二度目の開催、新たな展開
「物流DX会議」は今回は第2回目となり、前回の成功を受けて参加企業数は当初の3倍に増加しました。これにより、業界全体での取り組みが強化され、さらに深い議論が期待されます。初回では、現状の物流課題に対して個社最適から全体最適へと向かう必要性が強調されました。
多様な事例から学ぶ連携の効果
ギークプラスは、ピッキングロボットとWMS(Warehouse Management System)との連携に関する具体的な事例を紹介します。この事例には、人気ブランド「RANDA」を展開する株式会社ジェイ・ビーの物流現場が取り上げられ、実際の運用を通じて得られた効果が語られます。これにより、参加者は成功事例から直接学ぶことができるのです。
現状の課題とデジタル化の重要性
現在、物流業界は様々な課題に直面しています。特に、限られたリソースの中でいかに効率的にモノを運ぶかが求められています。しかし、各プロセス間の連携が十分でないため、情報伝達がアナログに頼る場面が多く見受けられます。これは、物流リソースが最大限に活用されていない現状を極めて厳しいものにしています。
デジタルサービスの連携促進
このような状況を打破するためには、複数のデジタルサービスが相互に連携し、シームレスな情報交換を実現する必要があります。そのためには、デジタルサービスの提供者が「協調」を重視し、システム間の連携を保証することがカギと言えるでしょう。たとえば、物流のプラットフォームを形成することで、より多くのユーザーが簡単にアクセスできる環境を作り出すことが期待されます。
参加方法とイベント概要
「物流DX会議」は2024年8月23日(金)にオンラインで開催されます。参加は無料ですが、事前登録が必要です。定員は800名と限りがあるため、興味のある方は早めの申し込みをお勧めします。アーカイブ視聴も事前申込が必要です。
具体的な情報は以下の通りです:
イベントの進行役は前回に続き、LOGISTICS TODAYの赤澤編集長が務めます。最前線の物流課題に対する解決策と未来のビジョンを共に考えられる貴重な機会ですので、ぜひ奮ってご参加ください。
ギークプラスについて
株式会社ギークプラスは、2015年に中国北京市で設立された企業で、現在ではグローバルに市場を展開し、200社以上、2万台以上の自律型協働ロボットを導入しています。日本法人は2017年に設立されて以来、国内でも3,000台以上が導入されています。人手不足や物流需要の急増に対処すべく、次世代のロボティクス技術を用いて、業界の新たなスタンダードの構築を目指しています。