関西電力、AcompanyのプライバシーDXコンサルティングサービスを導入し社会貢献を加速

関西電力がAcompanyと連携しプライバシーDXを推進

2024年11月7日、関西電力株式会社（以下、関西電力）は自社の新規事業の一環として社会貢献活動を促進するためのサービス「モアクト」を発表し、実証実験を開始しました。この新サービスは、ユーザーが社会課題解決に寄与できる行動を促進するために設計されており、その実現には株式会社Acompany（アカンパニー）が提供する『プライバシーDXコンサルティングサービス』が重要な役割を果たしています。

「プライバシーDXコンサルティングサービス」とは

Acompanyが提供するこのサービスは、企業がパーソナルデータを活用する際の企画から実行までを支援する内容です。具体的には、リスク分析や要件定義、Proof of Concept（PoC）や実運用の全フェーズをサポートします。Acompanyでは、プライバシーDXは「デジタル技術とプライバシーの強化を基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革して競争上の優位性を確立すること」と定義しており、従来の「守る」だけの姿勢を「攻めのためのガバナンス」へとシフトさせています。

「モアクト」とその役割

「モアクト」は、様々な社会課題の解決を目指す企業や団体と、一般の生活者を結びつけるプラットフォームです。利用者は、スマートフォンを通じて社会貢献につながる“ミッション”に取り組むことで、企業の活動を理解し、意識や行動の変化を促されます。新しいミッションは随時追加され、飽きることがないよう工夫されています。また、ミッションを達成することで獲得できるポイントは多様なギフトと交換可能で、ゲーム感覚で楽しむことができます。

企業の社会的責任とプライバシーガバナンス

このサービスは、利用者に対して社会貢献の重要性を認識させるだけでなく、企業にとっても新たな市場や顧客理解を促進する役割を果たします。関西電力は、Acompanyとの連携を通じて、プライバシーガバナンスに対する取り組みを強化し、企業の社会的責任を果たす姿勢を明確にしています。これにより、企業は自らの製品やサービスを、社会に貢献する意識を持つ利用者に知ってもらうことができ、結果的にブランドの強化にもつながります。

プライバシーDXの推進は、単なる法令遵守にとどまらず、企業の競争における新たな武器となる可能性を秘めています。Acompanyの支援により、関西電力は社会貢献活動をより一層強化し、持続可能な社会の実現に向けた重要な一歩を踏み出しました。