省エネ住宅の実態
2009-07-29 18:49:08
省エネ・エコ住宅がミセスの間で高評価。費用に関する不安とは
最近の調査結果では、住宅を建てる際にミセスたちが最も重視している点が明らかになりました。それは「省エネ・エコ住宅」です。実際、調査に参加したミセスの96%が、家を建てるうえで省エネまたはエコな住宅を取り入れたいと考えていることが確認されました。この支持率は非常に高く、多くの家庭が環境にも配慮した住まいを求めていることを示しています。
全国を対象としたこの意識調査。ただし、単に取り入れたいという気持ちだけではなく、実際にはその費用に関する疑問が多く存在しています。4割ものミセスが、エコ住宅に必要な費用について知りたいと応じています。これは、経済的な観点からの懸念が強いことを示しており、「いくらかかるのか」という具体的な情報が求められています。
具体的には、調査では「省エネ・エコ住宅の取り入れたい程度」に関する調査も行われました。その結果、10%のミセスは「多少高くても積極的に取り入れたい」と答え、58%は「それほど高くない程度に取り入れたい」と考えていることがわかりました。そして、「元が取れる範囲で取り入れたい」との意見も28%を占めています。
また、ミセスたちのエコに関する意識も非常に高く、日常生活においてどのようなエコ活動を行っているのかを尋ねたところ、89%が「こまめに水道や電気を止める」、87%が「エコバッグを持つ」といった行動を実践しています。更に、調査の自由回答で寄せられた意見を集計したところ、回答者全員が何らかのエコな行動を心がけていることがわかりました。
エコな活動を実践する理由についても注目が集まります。多くのミセスは「家計のため」と答えており、節約を目的としたエコ活動が多い一方で、地球環境に配慮しているという意識も強く見受けられました。このように、個人のためだけではなく、未来のために貢献しようとする姿勢があるのです。
この調査結果から、今後の住宅業界においては、エコ住宅の普及がさらに進むだろうと考えられます。しかしながら、住宅メーカーにとっては、ミセスの求める情報、特に「費用」や「効果」に関するデータをしっかりと提供することが重要です。フィアスホームでは、高気密・高断熱技術を用いた省エネ住宅を開発し、太陽光発電システムや電気自動車に対応した製品の提供を行っています。
今後は、消費者が安心して省エネ・エコ住宅に取り組めるよう、具体的な情報発信に注力していく必要があると感じています。すでに公開されている情報をもとに、多くの方々にもその価値を理解してもらえるよう、より一層努力している所存です。
会社情報
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株式会社トステム住宅研究所
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