美唄市の新たな試み
2015-02-17 10:00:03
美唄市が全国初のクラウドソーシングでふるさと納税パンフを公募
美唄市がふるさと納税パンフレットをクラウドソーシングで公募
北海道美唄市が、ふるさと納税制度の推進を目的としたパンフレットのデザイン制作を、全国初の試みとしてクラウドソーシングを通じて募集しています。この取り組みは、美唄市の特産品を広めるだけでなく、地域の活性化を図る重要なステップと位置付けられています。
ふるさと納税制度について
美唄市では、2015年4月からふるさと納税を受け付け、特産品を謝礼として贈呈する制度をスタートします。ふるさと納税は個人が地方自治体に寄付を行い、2,000円を超える部分が税控除される制度で、利用者が増えていることから自治体間での競争も激化しています。寄付者はその地の良さを知り、特産品を楽しむことができるため、地域と寄付者をつなぐ重要な役割を果たします。美唄市は、米や焼き鳥、ハスカップなどの地元特産品に特に力を入れています。
クラウドソーシングの活用
市は、特産品を紹介するパンフレットのデザインを、クラウドソーシングという新しい働き方を取り入れることで、全国の才能を活かさせるとともに、地域づくりへの参加を促します。選定されたプラットフォームはクラウドワークスで、過去には他の自治体との共同実績があり、信頼性が高いと評価されています。
この公募は2015年2月17日から始まり、2月27日まで募集を受け付け、3月3日に採用作を発表します。報酬は108,000円とされ、多くのクリエイターが参加することが期待されています。
地域のアートと文化
美唄市は、札幌市からのアクセスも良く豊かな自然を有し、特に米の生産地として知られていますが、アスパラやハスカップなどの農業も盛んです。また、著名な彫刻家安田侃氏の出身地であり、アートスポットとしても名を馳せています。これらの魅力を最大限に生かし、パンフレット制作の際には、地域の特産品だけでなく、その文化や価値も伝えられることが重要です。
まとめ
美唄市の新たな試みは、クラウドソーシングを通じてデザイナーや地域の個人のクリエイティブな能力を活かすことで、ふるさと納税制度をより魅力的にすることに焦点を当てています。この取り組みが成功し、多くの人々に美唄の魅力を伝えるきっかけとなることが期待されます。
会社情報
- 会社名
-
美唄市
- 住所
- 北海道美唄市西三条南1丁目1番1号
- 電話番号
-
0126-62-3131