辻󠄀静雄食文化賞
2026-08-20 11:51:57

第17回辻󠄀静雄食文化賞の贈賞式が盛況に開催されました

第17回辻󠄀静雄食文化賞の贈賞式



2026年8月19日、東京都小金井市に位置する辻󠄀調理師専門学校にて、第17回辻󠄀静雄食文化賞の贈賞式が開催されました。この賞は、日本の食文化を幅広く対象とした顕彰活動であり、今年も多くの受賞者が参加し、熱い想いを語りました。

受賞作品の紹介



国立民族学博物館名誉教授の石毛直道氏を委員長とする選考委員会によって選ばれた第17回辻󠄀静雄食文化賞の受賞作には、非常に意義深い作品が含まれています。特に注目されるのは、依田徹氏の著書『懐石新書』です。この書籍は、懐石料理の特質と歴史的変遷を丁寧に分析し、日本料理の本質に迫るものであると高く評価されました。

更に、専門技術者賞には、中村英利氏と片折卓矢氏という二人の優れた料理人が選ばれました。中村氏は「明寂」の店主として、時代の流れに則した清新な料理を生み出し、日本料理がまだまだ新たな領域を開拓する可能性を示しています。一方、片折氏は、地域の素材を活かした独自の日本料理のスタイルで、豊かな食文化を発展させる貢献をしています。

受賞者のコメント



依田氏は『懐石新書』の受賞に際し、懐石料理の本質に立ち返ることの大切さを語りました。「料理の自由さを排除する約束事を取り払うことで、新しい料理の世界が広がるのではないか」と喚起する言葉が印象的でした。彼は、この本を通じて読者に懐石料理の可能性を感じ取ってもらいたいと述べています。

中村氏は、自身が30年にわたり料理に対する情熱を持ち続けてきたことを振り返り、料理と自然との関わりを強調しました。「料理は生き物であり、土地や季節に根ざした材料と向き合うことが重要」と語り、その思いを今後の料理に反映させていく考えを明らかにしました。

片折氏も同様のビジョンを持っており、地域の素材を活かしながら、次世代の料理人に夢を与える仕事を目指すと述べました。「美しさあふれる日本料理の魅力を一皿に込めて、皆さんに届けます」と誇りを持って語りました。

辻󠄀静雄食文化賞の概要



この賞は、辻󠄀静雄の食文化普及への志を受け継ぎ、新しい食文化を創造する活動を支援することを目的として2010年に設立されました。毎年、特定の作品や個人が選ばれ、食文化の発展に寄与することを願って、候補者の選考が行われます。

贈賞式では、選考委員や受賞者、そして多くの食文化関係者が集まり、これからの日本料理の可能性について熱い議論が交わされました。日本の食文化がさらに豊かになることを期待しながら、今年の授賞式は成功裏に終了しました。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

会社情報

会社名
辻󠄀調理師専門学校
住所
大阪府大阪市阿倍野区松崎町3-16-11
電話番号
06-6629-0206

トピックス(グルメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。