高嶺のなでしこ、全国ツアーファイナルで新曲「モテチェン！」初披露！夏のSNSトレンドを狙うガールズポップでさらなる飛躍へ

高嶺のなでしこ、全国ツアーファイナルで新曲「モテチェン！」初披露！

HoneyWorksがサウンドプロデュースを務める、ツインプラネット所属の10人組アイドルグループ・高嶺のなでしこ。彼女たちの初の全国ワンマンツアー「高嶺のなでしこ全国ツアー2024“わたし色に染まれ”」のファイナル公演が7月13日(土)に東京・TOKYO DOME CITY HALLで行われました。

単独公演としては最大のホールで2500人を動員したライブ。多彩な楽曲とスペシャルコラボでグループの新たな可能性を拓いた、その熱気あふれる様子をレポートします。

5都市10公演、2か月間の熱い戦いがついに完結

今回のワンマンツアーは、5月12日(日)の大阪公演を皮切りに宮城・愛知・広島・福岡の5都市10公演をめぐり、2か月をかけてのべ8700人を動員。TOKYO DOME CITY HALLのファイナル公演もソールドアウトという、まさに圧巻のツアーとなりました。

ファイナル公演は、キャプテンの籾山ひめりと最年少メンバーの涼海すうによる開演前アナウンスからスタート。ステージが暗転するとOvertureが流れ、紗幕越しにメンバー全員がスタンバイ。松本ももなの歌い出しで1曲目「初恋のひと。」で本編がスタートしました。

白のシャツとリボン、スカートだけのシンプルな制服風衣装で、続く「センパイ。」と、甘酸っぱい楽曲たちをフレッシュにパフォーマンス。メンバーが2人ずつペアになって踊るフォーメーションも魅力的でした。

熱情と可愛らしさのギャップに魅了される！

東山恵里沙のパワフルな歌い出しで始まった「アンチファン」では、赤く染まったステージで情熱的なパフォーマンスを披露。続く「女の子は強い」では、再びファンシーなメロディーにのせて可愛く踊り、緩急のきいたパフォーマンスに客席はすでに魅了されていました。

自己紹介を交えたダンストラックでは、メンバー1人ずつピンスポットライトを浴びて個性を爆発させたダンスを披露。キュートに踊ったり、ダイナミックに身体能力を披露したり、あるいはあざとくポーズを決めていったりと、それぞれの個性が光るシーンとなりました。

松本伊代との夢のコラボが実現！

ライトブルーとピンクのフレッシュな衣装に着替えたメンバーの前に、スペシャルゲストとして松本伊代が登場。アイドルの大先輩である松本とは、昨年11月にYouTube上で共演して以来の再会となりました。

TikTokを席巻した高嶺のなでしこのキラーチューン「可愛くてごめん」を11人でコラボして歌い、会場からは「伊代ちゃーん！」のコールが飛び出しました。

さらに、16歳の涼海が「16歳といえば、あの曲を伊代さんとパフォーマンスできたらなって…」とリクエストした「センチメンタル・ジャーニー」では、全員で美しいハーモニーを響かせました。

涼海が1番のサビを歌い、「すうはまだ16だから」とアレンジして会場を沸かせると、「伊代さんが頭をなでてくだって…ありがとうございます！世界一幸せな16歳かもしれません」と喜びを爆発させました。

「公式ママ」就任に会場は大爆笑！

メンバー全員から「私たちの公式ママになってください」とリクエストされた松本は、「こんなの初めてで、急に娘が10人増えました」と快諾。さらに橋本桃呼の「ということはお父さんはヒロミさんでよろしいんですね？」とのツッコミで、会場は笑いの渦に包まれました。

熱狂のライブパフォーマンスでファンとの距離を縮める！

コール＆レスポンスが楽しい「推しの魔法」「男の子の目的は何？」では、客席降り演出とトロッコでメンバーとファンの距離は急接近。続く「ヒロインは平均以下。」ではスクリーンに1人ずつのキャッチコピーも写し出され、ツアーで高嶺のなでしこを知ったファンにもそれぞれの魅力をアピールしていました。

「私より好きでいて」から、「すきっちゅーの！」「メイド☆至上主義」と、あざとくコミカルなナンバーが続き、撮影OKタイムには公式キャラクターの「てんにゃ」もステージに登場して、ファンとメンバーに可愛がられていました。

ステージいっぱいに広がるカラフルなペイント！

VTRでメンバーのツアーへの思いが語られると、青をベースにした2023年のツアー衣装で再び登場したメンバーの手には、ペンキバケツが。

「革命の女王」が始まると、歌いながらステージにペインティングをしていくパフォーマンスに。ステージいっぱいに描かれたカラフルなペイントは、ライブへの熱い思いを表現していました。ラストには籾山が「華」の1文字をステージ中央に大きく描き、真っ白だったステージがカラフルに彩られ、ツアータイトルの「わたし色に染まれ」を象徴するパフォーマンスとなりました。

新曲「モテチェン！」で夏のSNSトレンドを狙う！

アンコールでは、7月14日から配信された最新シングルの「モテチェン！」をサプライズで初披露。夏が似合う軽やかなメロディーにのせて、可愛くなりたいと努力していく女の子の感情を歌ったガールズポップは、籾山とTikTokクリエイターのローカルカンピオーネが振付を担当しました。

ローカルカンピオーネによるサビのダンスは、歌詞を活かしたキュートなもので、多くのファンがSNSで拡散しようとカメラを向けていました。私服風のフレッシュな衣装で踊るメンバーからは、等身大の“彼女感”も漂っていました。

2周年記念Zeppツアー開催決定！

さらに、9月15日のZepp Sapporoを皮切りに、後夜祭も含めて6都市での2周年記念Zeppツアー「瞬きさえ忘れる。」の開催も発表され、会場からは大きな歓声が沸き起こりました。

約2時間にわたるライブは、驚きのコラボや新曲披露といったサプライズを交えつつ、笑顔と汗と涙に満ち溢れた、まさに圧巻のパフォーマンスでした。

2022年夏のデビューから間もなく2周年を迎える高嶺のなでしこは、日本女性の清楚さと強さを体現した、誇り高いアイドルグループを目指して、さらなる飛躍を誓いました。