陶墨画の新たな世界へ
2026年の始まりを告げる新春、西元祐貴の陶墨画展「龍蹄翔雲」が福岡の大丸天神店で開催されます。この展覧会は、2026年1月7日から13日まで、東館エルガーラの5階アートギャラリーにて行われます。ここでは、来年の干支である「午」をテーマにした作品群が展示され、その中でも新作が約20点含まれています。
新春にぴったりのテーマ
古来より、午は「前進」「飛躍」「成功」の象徴とされてきました。新年を迎えるにあたり、未来に向かう力強いメッセージを持った作品が並びます。西元氏の陶墨画は、墨と陶を用いた独特の技法によって、生命の躍動やエネルギーを力強く表現。平面と立体の境界を越えたその作品群は、見る者に強い印象を与え、会場に特別な雰囲気を漂わせます。
陶墨画とは?
陶墨画は、西元祐貴が切り拓いた独自のアート表現。陶の板に釉薬で描き、高温で焼き上げることで、その美しさを引き出します。この技法では、土・水・火・風という自然の要素が密接に関わります。約1200度の焼成過程で、不規則で神秘的な表情が生まれ、和紙に描かれる墨絵では実現できない奥行きや質感が得られます。
展覧会の詳細
- - タイトル: 西元祐貴・新春を翔る陶墨画展「龍蹄翔雲」
- - 会期: 2026年1月7日(水)〜1月13日(火)
- - 会場: 大丸福岡天神店 東館エルガーラ5階 アートギャラリー
- - 入場料: 無料
この展覧会の魅力は、他にも景品が当たる抽選会などの特典もあり、新春の特別な体験を提供することです。
墨絵ミュージアムも注目
さらに、2025年9月には愛知県の豊川稲荷境内に「墨絵ミュージアム 豊川稲荷 西元祐貴美術館」が開館。こちらも学生時代の作品から現在の代表作まで常時展示しており、土日祝のみの公開ですが多くの観光客で賑わっています。水曜日から土曜日の期間、ぜひこちらにも足を運んでみては?
西元祐貴について
1988年生まれ鹿児島県出身の西元氏は、数々の国際的なアートイベントでも活躍。作品は日本国内外で高く評価されており、多彩なコラボレーションも行っています。彼の陶墨画は、他には類を見ない表現で、アートの新たな可能性を示しています。今後の活動にも期待が寄せられています。
新春を迎えるこの機会に、ぜひ西元祐貴の特別な陶墨画展「龍蹄翔雲」の世界に触れてみてください。新たな年の幕開けを感じられることでしょう。