新作映画制作開始
2014-07-23 13:00:03

クラウドファンディング「MotionGallery」と松竹が提携!沖田監督の新作映画制作へ

日本最大のクラウドファンディングサービス「MotionGallery」が松竹ブロードキャスティングと提携し、クリエイティブ業界に新たな文化を築く道を歩み始めました。この提携の第一弾として、映画『滝を見に行く』が製作されることが決定しました。

提携により、松竹ブロードキャスティングはかつてのATGに倣った純粋な映画作りを再び追求します。具体的には、MotionGalleryを通じて資金を集め、新たなプロジェクトを段階的に進めていく予定です。特別ページも設けられ、そこでは松竹ブロードキャスティングが関与するプロジェクトを紹介することで、生活者とクリエイターとの絆を深める狙いがあります。

映画『滝を見に行く』のめざすもの



『滝を見に行く』は、名監督・沖田修一が手掛ける作品で、彼の独特なユーモアと人間観察が光るストーリーです。この映画の中心は、滝を見に行くツアーに参加した7人のおばちゃんたちが山で迷子になるという、ユーモラスかつ心温まる状況です。沖田監督が長い間温めてきた素晴らしいアイデアが、松竹との提携によりついに実を結びます。

映画作りの現場では、40歳以上の女性を全員オーディションにより選定し、演技経験を問わない斬新なキャスティングが行われました。監督自身は「普通の映画会社では実現しない計画」と考えていましたが、松竹が提携話を持ちかけたことにより、実行に移されることとなります。

6月には新宿で行われた先行プレミア上映会が開催され、観客からは「こんな映画は沖田監督にしかできない」との賞賛の声が飛び交い、期待感が高まっています。

ATGの精神を引き継ぐ



ATG(日本アート・シアター・ギルド)は1960年代から80年代にかけて、多くの革新的作品を世に送り出した映画会社です。ATGはその独自の視点で作られた映画の数々で名を馳せており、沖田監督もその影響を受けているといわれています。今回の試みは、ATGの精神を引き継いだ形で展開され、今でも伝説的な監督たちの自主映画の精神が根付いています。

MotionGalleryの役割



「MotionGallery」は、プロジェクトに賛同する支援者に向けて、ネットを介して資金調達を実施するクラウドファンディングサイトです。成功したプロジェクトは、出資者に対してその見返りとして製品や体験を提供します。特に映画や音楽において数多くの成功事例があり、メディアでも取り上げられています。

この新たな試みは、きっと日本の映画界に新風を吹き込むことでしょう。

会社情報

会社名
株式会社MotionGallery
住所
東京都中央区八重洲2-11-7一新ビル9F
電話番号

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