CData SoftwareがCvent向けに新たなデータ連携ツールを発表
2024年10月24日、CData Software Japan合弁会社は、イベント管理SaaS『Cvent』用の拡張データ連携ツール『CData Drivers for Cvent』を発表しました。これにより、CventのデータをCRMやマーケティングオートメーション(MA)システムと統合し、ビジネスインサイトを得やすくする新たな機会が生まれました。
CData Driversの特長とユースケース紹介
CData Drivers for Cventは、Cventのデータを300種類以上のSaaSやデータベースにノーコードで簡単に連携できる機能を提供します。これにより、以下のようなさまざまな活用方法が実現可能となります。
1.
BIツールとの連携
TableauやPower BIなどの人気BIツールとCventのデータをリンクさせることで、直感的なダッシュボードやレポートの作成が可能になります。Cventではネイティブのアナリティクス機能も提供していますが、これらのツールを利用することで、より深いデータ分析が実現できます。
2.
顧客データの360°ビューの構築
Cventから収集した参加者データやイベントデータを、SnowflakeやBigQueryなどのデータウェアハウスに連携することができます。これにより、Salesforce や MarketoなどのCRMデータと統合し、顧客理解を深められるだけでなく、効果的なマーケティングキャンペーンを設計することが可能です。
3.
イベント管理業務の自動化
CDataのデータ連携ツール『CData Arc』とCvent Driversを組み合わせることで、Cventのデータを既存のCRM、MA、自動化フローにシームレスに組み込むことができます。これには、kintone、eセールスマネージャー、Sansan、Zoho CRMなどのCRMが含まれます。
CData Driversの具体的な機能
CData Drivers for Cventの具体的な機能には、以下のようなものがあります。
- - JDBC、ODBC、ADO.NET、Pythonなど、標準接続テクノロジーを使用したデータ取得
- - イベント関連データの取得・編集が可能
- - 標準SQLによる双方向読み書きに対応
- - ユーザー定義のカスタム項目も自動で検出
- - BIツールやETLツールからAPIコーディングなしで利用可能
CData Softwareについて
CData Softwareは、クラウドデータのコネクティビティとデータ連携ソリューションを提供するリーディングベンダーです。300以上のSaaSやアプリケーションデータに標準接続するドライバーを開発しており、データ通信用のリアルタイム接続を実現します。CDataの製品は、世界中の多くの企業でデータ統合のソリューションとして活用されています。
まとめ
CDataの新しい『CData Drivers for Cvent』のリリースは、イベント管理やデータ連携において画期的な進化を示しています。Cventを使用している企業は、この新しいツールを活用することで、イベント運営を効率化し、データを効果的に活用することができるでしょう。