AIコミュニケーションロボット『Kebbi Air』、介護テクノロジーに選定され導入促進へ

AIコミュニケーションロボット『Kebbi Air』が介護テクノロジーに選ばれる

エレクトロニクス商社である丸文株式会社は、自社が取り扱うAIコミュニケーションロボット『Kebbi Air』が「介護テクノロジー（見守り・コミュニケーション）」のカテゴリーに選定されたことを発表しました。これにより、介護現場での実用性が公式に認められ、補助金の支給対象にもなります。

Kebbi Airの特長

『Kebbi Air』は、最先端の生成AIを搭載したコミュニケーションロボットです。単に会話するだけでなく、多様なレクリエーション活動や、施設の受付・案内、さらには家族とのビデオ通話機能を備えており、非常にカスタマイズ性が高いのが特徴です。これにより、在宅介護はもちろん、各種介護施設でもスムーズに導入可能です。

介護テクノロジー補助金とは

今回の選定を受けて、『Kebbi Air』はさまざまな都道府県での補助金の対象となることが明記されています。従来、補助金の判断は各都道府県に委ねられており、その基準はバラバラでした。しかし、厚生労働省は新たな運用規定を設け、テクノエイド協会の福祉用具情報システム（TAIS）を活用して選定製品をカタログとして公開しました。このカタログに掲載されることで、『Kebbi Air』を導入する際の経済的負担が軽減されることが期待されます。

介護事業者への期待

『Kebbi Air』の選定により、介護事業者はより多くの補助金を活用しやすくなります。丸文株式会社では、これを機に『Kebbi Air』の導入を加速させるとともに、介護業界の課題解決に寄与することを目指しています。今後も介護事業者へスムーズに導入できる環境を整備し、導入支援体制を強化していく方針です。

会社概要

丸文株式会社は、1844年に創業したエレクトロニクス商社で、半導体や電子部品、電子応用機器を取り扱っています。現在はグローバルな商業展開を行っており、ICTやロボットソリューションの開発・販売も手がけています。「テクノロジーで、よりよい未来の実現に貢献する」というパーパスのもと、独自の価値を提供するために努めています。

これからの介護分野におけるテクノロジーの役割が、ますます注目される中、『Kebbi Air』のようなAI技術がどのように現場で活躍するのか、今後の動きが期待されます。