路面電車と自動車が織りなす危険な世界!JAFが「実写版」危険予知トレーニングを公開!
「路面電車とクルマの混合交通下」での危険を疑似体験できる「実写版」危険予知トレーニング「路面電車編」が、一般社団法人日本自動車連盟(JAF)と札幌市電(一般財団法人札幌市交通事業振興公社)によって公開されました。
このトレーニングは、JAFの交通安全活動の一環として制作されたもので、札幌市電が全面協力しています。積雪がある地域での路面電車走行時に起こりうる潜在的な危険を、自動車ユーザーに広く共有し、事故を未然に防ぐことを目的としています。
危険予知トレーニングとは?
交通安全教育において、事故防止効果のある手法として知られている危険予知トレーニングは、道路交通に潜む危険を事前に予測し、適切に対応することで交通事故を未然に防ぐことを目的としています。
「安全」に危険な場面を覚えることで、予測する能力をトレーニングすることができ、日々の運転に役立ちます。
「路面電車編」で学べること
今回の「路面電車編」では、交差点での右折や軌道敷走行など、実際に起こりうる危険な場面をシミュレーションすることができます。
例えば、交差点を右折しようとした際に、左折待ちの車が道を譲ってくれたとしても、路面電車が近づいてくるという状況は、実際に運転している際にはなかなか気づきにくいものです。
トレーニング動画では、このような場面を疑似体験することで、路面電車の存在を常に意識し、安全に運転するための注意点を学ぶことができます。
継続的なトレーニングをサポート
JAFは、今回公開した内容以外にも、さまざまな危険な場面を想定した動画を「実写版」危険予知・事故回避トレーニングとして公開しています。
さらに、これらの動画をクイズ化した「交通安全3分トレーニング」も公開しており、継続的なトレーニングや企業の講習などにも活用できます。
JAFの交通安全への取り組み
JAFは、今後も映像コンテンツの制作・公開をはじめとした各種交通安全活動を積極的に行い、日本全国の交通課題を解決するための活動を続けていきます。
詳細情報
JAFウェブサイト「実写版」危険予知・事故回避トレーニング:https://jaf.or.jp/common/safety-drive/online-training/risk-prediction
YouTube(JAFChannel)公式アカウント:https://www.youtube.com/playlist?list=PLJfKB1JtrvvsGBWa6epvIntxWVs4zGGP
* 交通安全3分トレーニング:https://jaf.or.jp/common/safety-drive/online-training/traffic-safety-movie/3-minutes-traning