シャープが法人向けプリントサービスを拡充
シャープマーケティングジャパン株式会社は、法人向けに提供している「ネットワークプリント for Biz」のサービスに新たな機能を追加しました。このサービスは、クラウド上に保存された文書や画像を、全国のコンビニエンスストアに設置されているシャープ製マルチコピー機を通じてプリントできるもので、業務効率を高めることに貢献しています。
新たに追加されたのは『コピー』および『ファクス』機能であり、これにより法人ユーザーは、利用料の一括請求サービスを受けることが可能になりました。これまでは、複数の利用料金を個別に支払わなければなりませんでしたが、今後は月ごとにまとめて請求されるため、経理処理が非常に簡便になります。
利用者の利便性が向上
特に、テレワークや出張などでオフィスに不在の従業員にとって、この新サービスは大きな利点を提供します。利用者は、最寄りのコンビニにあるマルチコピー機から、都度料金を支払うことなく『コピー』や『ファクス』を送信できるため、業務の取りこぼしが大幅に減少します。
また、このサービスでは利用者ごとにIDが付与されており、管理者は各IDに対して利用日時、利用店舗、コピーやファクスの送信枚数などの詳細情報を管理ページから確認できます。これにより、利用状況を視覚化し、必要に応じた業務改善が図れます。
今後の展望
シャープは、全国約32,000店舗に設置されたマルチコピー機を基にしたさらなるサービス拡充を計画しています。新機能の追加によってより柔軟な働き方を支援すると共に、利便性の向上にも力を入れていく方針です。企業ユーザーに対して、業務効率化に寄与するための様々なソリューションを今後も提供していくことでしょう。
このように、法人向けの「ネットワークプリント for Biz」は、単なるプリントサービスを超え、企業のニーズに応じた幅広い機能を提供しています。今後のサービス向上からますます目が離せません。