中小企業経営者の妻が語る『お金』の実態調査
エヌエヌ生命保険株式会社は、全国の中小企業経営者の妻251名を対象にした「お金に関する意識調査」を行いました。この調査は、4月3日の「資産形成を考える日」を前に、経営者夫婦の家計や資産形成に対する意識を探るものです。
調査の背景
この調査は、経営者の妻がどのようにお金に対する意識を持っているのかを理解することを目的としています。中小企業経営者は、従業員300名未満の企業の経営者や自営業者と定義されています。調査の結果は、家庭内でのお金に関する会話や意思決定に対する新たな視点を提供します。
主な調査結果
1.
夫の月収が不明瞭
70.5%の経営者の妻が夫の月収を把握していないという驚きの結果が浮かび上がりました。さらに68.9%が世帯の月収を知らないことも明らかに。
2.
経済的不安の実情
経済的不安を感じている人は37.8%、日常生活での節約行動が76.1%に上りました。経済的なストレスが節約志向を強めていると言えます。
3.
節約の実情
節約している費用の1位は「日常の食費」で、53.8%が該当。家計に余裕があれば、旅行やレジャーにお金を使いたいという気持ちが37.5%に見受けられます。
4.
個人収入と資産保有
自身の収入があると答えたのは74.9%、また、個人名義での資産保有は70.5%でした。多くの経営者の妻が自立した経済基盤を持っていることが分かります。
5.
資産形成の現状
「資産形成」のために取り組んでいることの1位は普通預金(51.0%)、今後やってみたいことは「わからない」「ない」が各29.5%という結果になっています。
6.
資産形成への関心
資産形成をもっと学びたいと思っている割合は39.0%。夫の資産状況を把握している妻ほど意欲的でした。
7.
相談の現状
資産形成について夫に相談している割合は25.5%。10年後の目標を夫と設定しているのはわずか11.6%に過ぎません。
8.
資産形成の目的
10年後に向けた資産形成の目的には、「老後の生活のため」が47.8%で最も多く、家庭の緊急時や収入減への備えが上位に来ています。
まとめ
調査の所感として、エヌエヌ生命の林佳寿子さんは、夫の収入を知らない妻が多いことが驚きだったと述べています。さらに、資産形成に対する取り組みが投資ではなく保守的な貯金に偏っている点が指摘されました。夫婦での具体的な資産目標を話し合うことが重要であると言えます。これを踏まえ、エヌエヌ生命では中小企業経営者の妻に特化した情報サイト「つぐのわ」を運営し、役立つ情報を提供しています。実際の行動に繋がるような機会を創出することが、今後の課題と言えるでしょう。